暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic4夢が生まれた日〜Turning Point〜
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、すごい料理の数! お母さん、1人で大変だったでしょ?」

「あぁ、その辺りはアコース君からの差し入れよ」

アリシアにリンディさんがそう返すと、「おお! ロッサの料理だぁ!」シャルは笑顔を浮かべて、「ロッサ、来ているんですか?」ルシルはそう訊き返した。リンディさんの話によると、クロノはトランスポートを使ってアースラから本局の研究施設へと“レリック”を護送する(あたし達はパーティ後、海鳴市に帰る予定)んだけど、アコース――ヴェロッサ・アコース査察官は義姉である騎士カリム(局じゃ少将の階級持ちだ)からのお願いで、警護員としてクロノに同行するって話だった。

「ささ。せっかくの差し入れが冷めちゃう前に頂きましょ♪」

リンディさんがパンパン手を叩く。確かにこの厚意を無駄にするなんてとんでもないバチが当たりそうだしね。あたし達は「いただきまーす!」手を合わせて挨拶して、思い思いに取り皿に料理をよそって頂く。てゆうか、アコース査察官の料理もめっちゃ美味いんだけど。ルシルの時にも味わったけど、男の人に家事能力、特に料理スキルで負けると結構ヘコむわね・・・。

「ほらほら、アリサも〜」

1人暮らしになるだろうし、本格的に自炊の勉強でもしようかしら、なんて考えてたところにアリシアに袖を引っ張られながら呼ばれた。振り向けば、アリシア達がジュースが注がれたグラスを片手に「かんぱいしよ、かんぱい♪」そう誘ってきた。なのははユーノを誘っていて、はやてとシャルの2人はルシルを誘ってる。

「集合、集合♪」

アリシアの号令にあたし達は1ヵ所に集まって、「今日はお疲れ様でした! かんぱ〜い!」アリシアの音頭であたし達は「お疲れ様〜!」キィンとグラスを軽く当て合って、ジュースを飲む。アリシアはそれで満足したようで「よーし、食べるぞぉ〜!」勢いよく料理を食べ始めた。あたし達も談笑しながら食事を楽しんでると・・・

「そう言えばフェイトちゃん。あの子たちの新しい写真ってある? みんなにも見せてあげようよ♪」

なのはがそう言うと、「あ、見たい!」すずかや、「お、ええな」はやてがフェイトの側に歩み寄る。そんな中で「あの子たち? なんの話だ?」シグナムが小首を傾げたから、「フェイトが仕事先で保護した子たちよ」あたしが軽く説明する。

「ほう。仕事と言うと執務官のか。確かお前が専門としているのは、ロストロギアの私的利用や違法研究などの捜査だったな」

「はい。事件に巻き込まれてしまった人や保護が必要だった子たちが、保護や救助した後にお礼の手紙や写真を送ってくれるんです」

「特に子供とかに好かれたりするんだよ♪」

「どちらかと言うとアリシアの方が人気があるよ」

フェイトが複数枚と展開したモニターには、小さな子供たちだけの写真やフェ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ