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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第87話
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は大丈夫なのでしょうか?」
「……ええ、心配しなくても大丈夫よ。さっき失った命の焔もちゃんと戻っているわ。これならクロウも人並みの寿命で生きられるわ。」
シャロンに視線を向けられたアイドスはクロウの状態を確かめて答え
「そうか……!」
「人の時の流れを自由自在に操る魔法……まさに”奇蹟”のような魔法ね……」
「というか普通に考えて”禁呪”扱いされるとんでもない魔法よ。それを代償や反動もなく、普通に使えるなんて正直彼女も”神”と言われてもおかしくないわよ。」
アイドスの答えを聞いたリィンは明るい表情をし、セリーヌは信じられない表情をしているエマと共に真剣な表情でミントを見つめ
「ん。……というかそっちの自称”ただの新妻”よりもよっぽど神様っぽい。」
「全くだな。そこのエセ女神も見習ってほしいものだな。」
「お、おい。エイドスさんは本物の女神なんだから、さすがにエセ女神は言いすぎだぞ。」
「フィーも言い過ぎだぞ。」
それぞれジト目でエイドスを見つめるフィーとユーシスの言葉を聞いたマキアスは冷や汗をかき、ラウラは真剣な表情で指摘した。
「……フフ、私のどこが”エセ女神”なのですか〜〜〜〜??私は”元”とは言え、”本物の女神”なのですが〜〜〜??」
するとエイドスは膨大な威圧を纏って微笑み始め、それを見たその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「ハハ……エイドスの事だからてっきり笑って流すかと思っていたけど、一応気にしているみたいだね。」
「というか自分が”元本物の女神”って指摘もおかしすぎですよ……」
「ハア……普段から女神らしい所を見せていなかったのだから、そんな風に言われても仕方がないわよ。」
「そんな事で怒るくらいなら、普段からまともに”女神”らしい行動と言動をしろなの〜!」
アドルは苦笑し、エレナとフィーナは疲れた表情で呟き、ノイはエイドスを睨んで指摘し
「ううっ、私達まであんなハチャメチャな人と同列扱いされないといいのだけど……」
「エイドスさんは僕達の先祖だから、本当にそうなる可能性もあるからね……」
クレハとナユタは疲れた表情で頭を抱え込んだ。
「ハハ……それにしても時間を操る魔術か。こうして直に見てわかったが、確かに彼女の力を絶対に公にする訳にはいかないね。」
「ええ……下手をすれば彼女の力を巡って戦争が起きるかもしれませんしね。」
「そのような事が起こらないようにする事がミント殿の後ろ盾となっている我々メンフィルの義務ですわね。」
リィン達の様子を微笑ましく見守った後真剣な表情になったパントの意見にルイーズは頷き、シグルーンは静かな表情でミントを見つめて呟いた。
「フ
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