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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第85話
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れているから大丈夫よ。」

「ま、こう見えても俺達は”神機”を生身で倒した事があるから、心配無用だぜ。」

「それにわたし達もリィンさん達のように異種族達と契約していますから、その人達の力も借りますから大丈夫です。」

エマの忠告に対し、エリィとランディ、ティオは自分達の心配は無用である事を伝えた。



「ええっ!?ロイドさん達にもリィン達のように異種族の人達がいるの……!?」

「一体どんな方々なんでしょう……?」

ティオの話を聞いたエリオットは驚き、セレーネは不思議そうな表情をし

「……ヨアヒムとの決着はいいのかしら?奴との因縁があるのはアンタ達の方でしょう?」

サラ教官は複雑そうな表情でロイド達に尋ねた。

「はい。ヨアヒムとの決着は”太陽の砦”でついていますし、今回の事件が起こったのはエレボニアです。だったらそちらでヨアヒムとの決着を付ける事が”筋”だと思いますし、俺達がここに来たのはヨアヒムの最後を見届ける為です。」

「ロイドさん……―――わかりました。どうかご武運を……!」

「”女神(エイドス)”のご加護を……!」

ロイドの話を聞いて呆けたリィンは力強く頷き、エリスは応援の言葉を送り

「加護も何も、”空の女神本人”がそこにいるけどね〜。」

「あ、言われてみればそうだね。エイドスに何か加護を付与してもらったらどうかな?」

「ミ、ミリアムさん……それにエヴリーヌお姉様も……」

「このガキ共は……」

「そこは突っ込んだらダメな事くらい何でわからないんだ!?」

ミリアムとエヴリーヌの指摘に仲間達と共に脱力したプリネは疲れた表情をし、ユーシスは顔に青筋を立て、マキアスは疲れた表情で指摘した。



「フフ…………――――では私は”特務支援課”に加勢致します。」

「へ…………」

「ええっ!?シ―――いえ、リアンヌさんがですか!?一体何故……」

リィン達の様子を微笑ましく見守った後申し出たリアンヌの言葉を聞いたロイドは呆け、ツーヤは驚きの表情で尋ねた。

「エンド・オブ・ヴァ―ミリオンと”かつての私”とは因縁の間柄ですし、”特務支援課”は皆さんと違ってメンバーは完璧ではない為戦力不足です。ですから微力ながら彼らの”代役”を私に務めさせて貰い、彼らの戦力不足を補いたいのです。」

「サンドロッド卿がセティちゃん達の”代役”って……」

「しかも”微力ながら”って……」

「戦力不足どころか、むしろ戦力過剰になるよねぇ?」

「リアンヌがいたら、キーア達がいらないくらいだもんね〜。」

「わたし達とカーリアンさん達がいる状態に対して一人で互角以上に戦いましたからね……というか冗談抜きで貴女一人でアレを撃破できると思
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