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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第85話
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。それが君達がよく知る副長の正体さ♪あ、それとちなみに君達の学院の平民学生として通っているロジーヌは副長の”従騎士”だよ♪」
そしてワジがリィン達の反応を面白がるかのように口元に笑みを浮かべて答えた。
「……………………」
ワジの答えを聞いたリィン達は黙り込み
「ええええええええええええ〜〜〜〜っ!?」
やがて全員信じられない表情で声を上げた!
「ト、トマス教官が”星杯騎士”―――それも副長を務めている人だなんて……!」
「し、信じられない……!」
「前々から疑問に思っていたが俺達の学院の教官達の採用基準はどうなっている!?」
「とても副長を務めておられるような方には見えませんでしたが……」
「しかもロジーヌさんまで”星杯騎士”だなんて……」
「青天の霹靂だね。」
「アハハ……オジサンも士官学院に”星杯騎士団”が潜入している事までは予想していたけど、まさか”
守護騎士
(
ドミニオン
)
”―――しかも”星杯騎士団”の副長が潜入していたなんてね〜。」
「フフ、『人は見かけによらない』という諺とはこの事を言うのだろうな……」
我に返ったエリオットやアリサは信じられない表情をし、セレーネは呆け、ユーシスは疲れた表情で声をあげ、信じられない表情をしているエマの言葉に続くようにフィーは目を丸くして呟き、ミリアムは表情を引き攣らせ、ラウラは苦笑し
「フフッ、まさかトマス様が”星杯騎士団”の副長だったとは、わたくしも驚きましたわ。」
「……正直俺も信じられない思いだ。フッ、ケビン・グラハムに続いて欺けられるとは俺もまだまだだな。」
シャロンとレーヴェは苦笑していた。
「ま、まさかトマス教官が”星杯騎士”―――それも”守護騎士”だなんて……」
「しかも”星杯騎士団”の副長だなんて、実際に知っても信じられない思いだわ。」
「ふ〜ん。じゃああの眼鏡教師、結構強いんだ。」
「うふふ、まさかこんな形で”星杯騎士団”の副長の正体を知るなんてね♪」
「フフ、一本取られたな。」
「はい。―――さすがは教会の裏組織と言った所ですね。」
「フフッ、リウイ陛下達もトマス殿の正体を知れば驚かれるでしょうね。」
「プリネ姫達もご存知でなかったのですか……」
「何だか最近驚く事が多い気がするわ……」
ツーヤとプリネはそれぞれ表情を引き攣らせ、エヴリーヌは呑気そうな様子で呟き、レンはからかいの表情で呟き、静かな笑みを浮かべて呟いたパントの言葉に頷いたルイーズは真剣な表情をし、シグルーンは苦笑し、プリネ達の反応を見たエリスは信じられない表情をし、エリゼは疲れた表情で呟いた。
「……なるほどね。トリスタの防衛戦の時からトマス教官が”
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