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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第84話
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けど”碧の大樹”で戦った”教授”は”本物の教授”じゃないから、ミント達が”本物の教授”と戦うのはこれで2回目だよ、ママ。」
「やれやれ……”煉獄”に続いてここでもまた会うとか、つくづく奴とは縁があるな……」
「ケビン……」
新たに現れた亡霊――――ワイスマンの正体を知ったサラ教官は血相を変え、ガイウスは真剣な表情になり、ルフィナは厳しい表情をし、真剣な表情になっているワジの推測を聞いてジト目になって呟いたエステルの言葉を聞いたミントは苦笑しながら指摘し、溜息を吐いた後冷徹な笑みを浮かべるケビンをリースは心配そうな表情で見つめ
「―――”白面”殿を貴方の戦力にしたところで、私達にとっては脅威ではありません。何をするつもりです?」
リアンヌは厳しい表情でヨアヒムに問いかけた。
ヒハハ……大イナル”D”ニ至レバコンナコトモデキルノサ……!
ヨアヒムの不気味な声が聞こえた後ヨアヒムは巨大な腕から不気味な真紅の光を放った。するとワイスマンの身体は変化して巨大な超越した存在へと変化した!
「なああああああああっ!?」
「て、”天使”……?」
「何て霊圧……!」
「上級―――いや、最上級天使と言っても過言ではない……!」
「彼は一体何をしたんだ……!?」
「光のようなものが発したようですが……」
変わり果てた姿のワイスマンを見たマキアスは驚き、エリスは不安そうな表情をし、エリゼとパントは厳しい表情をし、アドルは信じられない表情をし、ルイーズは考え込み
「……俺達の”記憶”を読み取ったのか。だが何故”空の至宝”―――”輝く
環
(
オーリオール
)
”を取りこんだ姿へと変化させる事ができた……?」
ある程度察しがついていたレーヴェは厳しい表情で考え込んでいた。
「……ロイド。フラン達が解析した”教団”の端末情報に目を通したロイド達なら、ヨアヒムがあんな事ができる理由もわかると思うよ。」
「え…………――――!!『グノーシスは、服用者の精神を”D”の御心に接続する為の薬』……『”D”は服用者の精神を統合することで知識を蓄え、成長する性質を持つ。いずれその知識が”叡智”に至ったとき、”D”は復活する』………―――自分自身をキーアの代用―――”依り代”にする事で仮初めの
虚神
(
デミウルゴス
)
となって、虚神が持つ”力”―――”因果の操作”の極一部を手に入れて、先程の”蛇の使徒”の因果を操作してあの姿に変化させたのか……!」
キーアに助言されたロイドはすぐにある事に気付いて自身の推測を口にし
「あ…………」
「チッ、そう言う事か!」
「ですが、ヨアヒムは”依り代”であったキーアとは違いますから、あの時戦った”虚神”程の脅威はないはずです。」
ロ
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