第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その十二
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「俺はケスネヨ大尉だ!」
「死ね!」
「地獄に落ちろ!」
そのジャビット星人をだ、二人は。
瞬時にそれぞれ左右に放ったこホーテク彗星打法で吹き飛ばしてだ、こう言った。
「よし、一万」
「とりあえず一万ゲットだな」
「いやあ、やっと一人かよ」
「ボーナス一万だな」
「よくやった」
悪田部から通信が入った。
「まずは一人だな」
「はい、じゃあですね」
「もうちょっとボーナス稼いでみます」
「今ちょっと閃きました」
「敵の前線を攻撃するだけが攻撃じゃないですね」
それで、というのだ。
「イエローサブマリンのミサイル放ちます」
「敵の後方基地に」
「それでジャビット星人吹き飛ばしていきます」
「片っ端から」
「それはいいことだ、後方基地を叩くことこそだ」
悪田部も二人の言葉を聞いて言う。
「勝利の第一歩だ」
「はい、そうですね」
「じゃあ今からやります」
「敵の後方基地叩きます」
「それも幾つも」
「その分もボーナスに入る」80
悪田部は二人に報酬も約束した。
「わかるな」
「はい、それじゃあですね」
「今から後方基地攻撃します」
「相手は戦闘員ばかりですし」
「やってやりますよ」
「ジャビット星人は全員が戦闘員だ」
実に某野菜人に似ている設定である。
「だからだ」
「はい、無差別攻撃してもですね」
「問題なしですね」
「そうだ」
「じゃあやります」
「一気に」
こうしてだ、二人は。
すぐに潜水艦からミサイル攻撃を行おうとした、だが。
西郷にだ、元帥達が既に言っていた。
「敵の後方基地もです」
「叩いておきましょう」
「敵の物資を減らし」
「継戦戦力を奪いましょう」
「その通りでごわす」
西郷も彼等の言葉に頷いて応える。
「戦争は戦場で行い」
「それと共にです」
「後方にもです」
「攻撃を仕掛ける」
「そうしたものですから」
「それが現代の戦争でごわす」
即ち総力戦である、
「だからでごわす」
「はい、それでは」
「今よりです」
「重砲、ミサイル、爆撃等で」
「敵の後方基地を叩きましょう」
「その全てを」
「総攻撃により」
六人の元老達が応えてだった、そのうえで。
実際に重砲や艦船や陸上基地からのミサイル、空爆ひいては宇宙からの人工衛星による攻撃でだった。
ジャビット星人達の後方基地は全て徹底的に攻撃を受けてだ、それによってだった。
彼等の後方基地は全て壊滅した、その状況を見てまた言う例の二人だった。
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