第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その十一
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「急がないとな!」
「ああ、マジで俺達出番ねえぞ!」
「出番のない主役って意味ないだろ!」
「某パプワ君じゃねえぞ!」
シンタローの方が主役であった、特に後半は。
「そんなのになってたまるか!」
「最後まで主役でいてやる!」
「その為には日帝衆も出し抜く!」
「絶対にな!」
「その意気だ」
モニターに悪田部が出て来て二人に言って来た。
「君達の出番がないとだ」
「司令役の悪田部さんもですね」
「出番ないんですね」
「そうだ」
実際にそうなるのだ。
「だからだ、いいな」
「はい、何があってもですよ」
「出番は手に入れますから」
「俺達の為にも」
「安心して下さい」
「その様にな、でjはだ」
ここまで話してだ、悪田部はモニターから姿を消した。
そしてだ、潜水艦を急がせてだった。
日帝衆より先に半島に上陸した、だが。
そこには誰もいなかった、まさに無人の荒野だった。
「何だ、誰もいねえな」
「上陸したってのにな、折角」
「てっきりノルマンディーか硫黄島みたいになるって思ってたらな」
「違ったな」
「見ればな」
ジャビット星人達はいない、彼等は。
「港の方か」
「日帝衆が上陸するその場所にいるのかよ」
「俺達はもうアウトオブ眼中か」
「主役の扱いじゃねえな」
実際にジャビット星人達は港に主力を置いて日帝衆に備えていた、そして。
その港でだ、派手な艦砲射撃やミサイル攻撃、爆撃の後で。
陸軍衆が上陸した、彼等は果敢に上陸してだった。
「チェストーーーーーーーーーーーッ!!」
戦車と装甲車、ヘリに自走砲に。
銃に日本刀の攻撃、それでだった。
ジャビット星人達をまたしても消し去ってしまいだ、上陸作戦を成功させたのだった。
その彼等を見てだ、二人は言った。
「やっぱり強いな」
「ジャビット星人一千万いたのにな」
「五分で終わりかよ」
「作戦開始から」
「どれだけ強いんだよ日帝衆」
「マジでコピペの最強伝説だな」
そうした強さで書いているのだ。
「あの三・一運動の日本軍みたいだな」
「あっちの教科書じゃそんな強さだからな」
千五百万位で一斉蜂起した大叛乱が何と平時編成の二個師団精々三万ぽっちの軍勢で完全に鎮圧したのだ。鬼の様な強さだ。
「どれだけ強いんだよ」
「洒落になってねえぞ」
「ご先祖様最強過ぎるだろ」
「関東大震災の鎮圧の話とかな」
何故か機関銃を使って虐殺したことになっている。
「尋常じゃねえからな」
「強過ぎてな」
「その強さが日帝衆にあるんだな」
「だからジャビット星人もあの調子か」
「で、俺達は無視される」
「そうなっているんだな」
二人で言う、だが。
その二人の前にだ、実に卑しいシャモジを持
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