第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その九
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「その数海上で二百万でごわすな」
「陸上の将兵達を含めて」
「水上艦艇は戦闘用で五千隻でごわすか」
「海中には三百隻です」
即ち潜水艦である。
「そして空には一万機」
「圧倒的でごわすな」
「数は彼等が圧倒しています」
瞬は西郷に告げた。
「まさに」
「わかったでごわす」
「では元老」
「どう迎撃するかでごわすな」
「どうされますか」
「またおいどんが出るでごわす」
西郷は瞬に強い声で答えた。
「これより」
「そうされますか」
「今より大和の艦首に出るでごわす」
「そして、ですね」
「おいどんの奥義で彼等を倒すでごわす」
「元老、お待ち下さい」
だがここでだ、連合艦隊を率いる東郷が言って来た。
「ここはです」
「我等にお任せを」
山本も言って来た。
「海は海軍衆の場です」
「敵は我等が引き受けます」
「そして空はです」
「我々がいます」
今度は源田とハルトマンだった。
「如何に敵が多くとも」
「案じられることはありません」
「そうでごわすな、おはん達がいたでごわす」
西郷も彼等の言葉を受けて言う。
「では、でごわす」
「はい、ここはです」
「我等が引き受けます」
「一兵も失わずです」
「彼等を殲滅してみせます」
こう西郷に約束する、そしてだった。
大和の四十六サンチ砲が動きだした、見事な三連砲塔が。
そしてだ、東郷は叫んだ。
「攻撃目標敵艦隊!」
「攻撃方法は!」
「全弾使用、総攻撃だ!」
こう艦長である高梨大佐に告げる。
「全艦艇撃て、そしてだ」
「はい、航空機もですね」
「空軍衆の航空機と共にだ」
どちらも日帝衆の航空機震電だ、Fー35に似ているが遥かに高性能の艦載も可能なジェット戦闘攻撃機である。
「空においてもだ」
「総攻撃ですね」
「海中にもだ」
海上、空中だけでなくというのだ。
「総攻撃を仕掛けよ」
「了解です」
「一瞬で決める」
一撃でというのだ。
「では今からだ」
「大和もまた」
「全艦全機総攻撃!」
「了解!」
海軍衆そして空軍衆の敬礼と共にだった。
日帝衆は総攻撃に移った、まずは大和の主砲がだった。
砲撃をはじめた、その砲撃は。
「ビームかよ!」
「しかもレーザービーム!」
「連射してきたぞ!」
「レールガンにフォトンビーム!」
「超科学だなおい!」
「スパロボかよ!」
イエローサブマリンの中でだ、二人も観ていて驚く。
「おい、敵艦轟沈!」
「生存者ゼロ!」
「次から次に命中していくな!」
「空も凄いぞ!」
そちらはどうかというと。
「一機一機がストライクフリーダムみたいだな」
「ファンネ○に七色のビーム」
「複数の敵を一気にロックオンして撃墜
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ