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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第80話
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無視して更なる霊力(マナ)を取りこみ続けるクロウを見たアリサとエリオットは辛そうな表情をし

「パント様、クロウさんを助ける方法で何かいい方法はありませんか!?」

「……彼を助けられる方法は唯一つ。ここにいる全員が協力して早急に彼を制圧して”魔人化(デモナイズ)”を解かせるしかない。」

セレーネに尋ねられたパントは重々しい様子を纏って答えた。



「で、ですがそれでは……」

「……リィンとクロウの”約束”を破る事になってしまうな。」

パントの答えを聞いてある事を察したエリスとガイウスは辛そうな表情をし

「もうそんな事を気にしているレベルじゃないわ!今すぐ全員でクロウを速やかに制圧して”力”を取りこむのを一秒でも早く中断させ――――」

サラ教官は武器を構えて全身に紫電を纏い、アリサ達にも戦うように促そうとした。

「―――待ってください!俺が何とかします!」

「リ、リィンさん……?一体何を……」

「……俺達の手を借りずにお前だけの力で早急に奴を制圧できるのか?」

するとその時リィンが制止の声をあげ、リィンの制止の声を聞いたプリネは戸惑い、レーヴェは真剣な表情で尋ねた。



「俺の”力”を増幅してゼムリアストーンの太刀に乗せて、攻撃を叩き込みます。やれるか、ヴァリマール?」

「理論的ニハ可能――――過負荷(オーバーロード)状態トナリシバシ動ケナクナリソウダガ。」

「すまない……だけど、よろしく頼む!」

ヴァリマールの返事を聞いたリィンはその場で集中し

「”神気合一”――――!」

自身に秘められる”力”を解放した状態になった!するとヴァリマールが構えた太刀が凄まじい光を放ち始めた!



「おお……!?」

「クロウのオルディーネと同じ……!」

「!!あれは……!」

太刀に込められる光を見たフィーとミリアムは驚き、リアンヌは目を見開いた。

「受けて見よ、終焉の十字!」

「無明を照らす閃火の一刀!」

そして互いに力を溜め終えた2体はそれぞれ加速し

「デッドリー――――」

「ハアッ!」

「あ――――」

クロウが振るったダブルセイバーをヴァリマールは闘気によって発生した炎を太刀に纏わせた状態で一撃でクロウの手からダブルセイバーを弾き飛ばし

「せい!たあ!おおおお………!終ノ太刀―――――暁!!」

次々と怒涛の連続攻撃を叩き込み、最後にヴァリマールはクロウの背後を駆け抜けた。すると炎の大爆発と無数の斬撃がクロウに叩きこまれた!

「グアアアアアアアア――――ッ!?ハハ、これがお前の”本気”、か……………」

ダメージに耐えきれなくなったクロウは戦闘不能になると共に地面に叩きつけ
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