機動戦艦ナデシコ
1357話
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も可能……いや、まさかな。
そもそも、木連の人間がヤマダモドキだというのだってアカツキから聞いた限りであり、実際に木連の人間に会った訳じゃないんだし。
「とにかく、今回の木連との間でのやり取りは色々と重要な事になるのは事実だ。その辺をしっかりと考えてそれぞれ行動して欲しい」
迂闊な行動を取るなと言われた俺がこう言うのもなんだが、それでも俺がシャドウミラーの代表である以上、俺が仕切る必要はあるんだよな。
ともあれ、その言葉に皆が頷くのだった。
木星へと向かうメンバーを決めてから、数日。サツキミドリ2号に来るように連合軍から要請され、俺を含めて木星へと向かうメンバーはニヴルヘイムから出てサツキミドリ2号へと向かっていた。
毎回サツキミドリ2号に行くのは面倒なんだけど、こちらの情報を少しでも漏らさない為、シロガネやニヴルヘイムに乗艦させないようにしてるんだよな。
まぁ、エリナやミナトのようにホワイトスターにやってきた人物から情報を聞けば、ある程度は知る事が出来ると思うんだが。
そう考えると、実は今回派遣される連合軍の人材ってのはシロガネに初めて乗る事になるのか。そっちの情報収集も任されてそうだな。
出来る範囲で、だろうけど。
「ようこそ、アクセル代表。それにエザリアさんや他の方々も」
そう言って連合軍の基地の中で俺達に頭を下げたのは、以前グリューノと面談した時に一緒にいた人物だった。
それはいい。それはいいんだが……俺はその人物の隣にいる男に目を奪われる。
年齢としては、ミスマル提督と同じくらいか。ただ、特徴的なのは……
「キノコ?」
部屋の中に俺の呟きが響き渡るのだった。
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