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貴方の背中に、I LOVE YOU(後編)
貴方の背中に、I LOVE YOU(後編)
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を、話し合わなければ、何も進歩がない。反省点を改めるのが、企業の技術革新である。諦めたら、会社も終わりで、その人物も終りだ)
7. 広告は社員が行い、愛社誠心を高める。(ギャラの高いポップスターは、使わない。広告は頻度である。コマーシャルの、ポップスターの出演は、スターの人気度の向上に、貢献しているだけだ。出演者は、動物でも、アニメでも、当社の社員でも良い。会社の知名度を高めるには、広告の頻度が重要だ。流行や人気に、乗り遅れない様に思うのは、消費者の群集心理だ。広告に依って群集心理を掴み、ブランド品になる事だ)
8. 品質で勝負し、ディスカウントはしない。(品質の良い商品は、高くても売れる。粗悪品は、安くても売れないし、ディスカウントは原価に限りがある。消費者が、品質の良い、ブランド品を欲しがるのは良い事例だ。食品も、味が悪ければ、安くても売れない)
9. 公共団体の制服を、無料提供する。
(当社のGIEMON(義衛門)ロゴマークと、各々の公共団体のマークを、併せて入れた制服を、無料提供する。制服は定期的に、新しいデザインの物と、刷新する。公共団体の職員が着用すれば、GIEMON(義衛門)の知名度はあがる)
10. クレームには、迅速に対応する。
(客の苦情は責任者が即、客の所に出向き、詫びを入れる事はGIEMON(義衛門)の、信用失墜の防止にも繋がる)
11. 長く続く会社は、良い会社だ。
(従業員が定着すれば、会社全体が家族になる)
スケールが大きく、人望が有り、カリスマ性を、持ち合わせていた平に、リベルは、憧れる様になり、幾久しく、平と一緒に働きたいと、思っていた。
リベルは順応性が早く、単独で、本社や土蔵にも出勤出来る様になり、平と別行動を執った。リベルが土蔵に勤務した日、幹部社員のバングラディシュ人と一緒に、外国人登録の為、市役所に行った。市役所にはGIEMON(義衛門)のロゴマークと、市役所のマークを併せて入れたカラフルなTシャツ制服を、着用した職員が業務に当っていた。リベルは、成る程と思った。その日の帰りに、彼より、この町の居酒屋に誘われた。居酒屋には、女将と、厚化粧をした使用人の女がいた。女は、馴れ馴れしくバングラディシュ人に、話し掛けて来た。如何も、顔見知りらしい。リベルがバングラディシュ人に聞いてみると、以前に武井興業鰍フ工場に勤めていた、従業員だった。「GIEMON(義衛門)のコマーシャルに出演したが、芸能プロダクションから誘い有り、武井興業鰍辞めて、タレントに転業した。高額なギャラを芸能プロダクションから提示され、自分の人気も不動だと思って想定して様だ。専務は即、彼女をコマーシャルから降ろし、他の従業員に切り替えた。彼女の人気は、一年も保たず急降下した。収入も激減に相違ない。今は、この居酒屋で、安い時給で働いてい
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