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東方 死絶禍
東方死絶禍4- 夜蜉蝣
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それどころか、人形の武器をくらってしまう。

フラン「グウッ!!!」

人形は武器を鎌に持ち替えてフランに突進する。

フランは唸り..............

フラン「ソンナモノデ!私ハ!倒セハシナイ!」

ドォォォォォォン!

人形は一つ残らず爆破した。
フランの能力、それは
あらゆるものを破壊する程度の能力。

触れたもの、目で見たものを物質であれば
破壊し、跡形も残さない。

フラン「キサマモシネエ!!!」
黒芭「!?」

ドドドドォォォォォォン!

黒芭の体を四散させた。
それでもフランは安心しなかった。


黒芭「ふふっ........ペロッ」

黒芭は元の状態に戻っていた。
とはいえ、無傷とはいかず、片目、右腕から
血が垂れる。

フラン「ヤル!!!」
黒芭「..............っ!!!」
フランの突進は黒芭に当たる。

黒芭は地面の大岩に背中から激突する。

黒芭「..........はぁ......っ!!」

限界だった右腕は根本から外れ、
持っていた鎌は吹き飛んだ。

フラン「タテルカ..............?」

人間「フランが勝ったのか..........」
人間「まぁ通りすがり妖怪じゃあなぁ......」
人間「俺だったら瞬殺だぜい!」
フラン「マダ勝ッタ訳ジャナイ!」
人間「なにいってんだ!あんたの勝ちよ!」
人間「ここまでか........可愛そうではあるが。」
人間「手柄は貰った!」

ズシャァァァァァン!

フラン「!?」

スパッ!スパッ!スパッ!スパッ!!!

フランの翼が全て斬られた。
フランと人間も周りを見回す。が、
なにもいない。

辺りはなぜか夜。
影が延び合う。そして......

黒芭「影縫!」

黒芭のバックに大きな傘を被った忍が現れた。
大きさは180p程、傘は帽子のようなものだ。

しかし............どこから?

フランは気がついてしまった。

奴は影というものがあれば最強の妖怪であると
いうことに。

よってこの忍もかげによって現れたということ。
影は物質ではない自然合理。よって
太陽、月、光が存在しようがしまいが
影は暗闇故に存在する物である。

フラン「........................私ノマケダ..........」
黒芭「私はさ........斬っても斬れないもの
なんだろうね。」

黒芭「影滅 鵺夜!」
フラン「秘弾「そして誰もいなくなるか?」」

辺りは爆発に包まれた。

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