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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第76話
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”。」

「わかっています。―――貴方の相手は私と”剣帝”です、”劫炎”のマクバーン。」

レーヴェに視線を向けられたリアンヌはレーヴェと共にマクバーンと対峙した。



「クク、そう言えばレーヴェはともかくアンタと直にやり合うのはこれが初めてだな……別にアンタとレーヴェでも十分だが……―――リィン・シュバルツァー。とっとと”女神”とやらを呼んでもらおうか。」

二人を不敵な笑みを浮かべて見つめていたマクバーンはリィンに視線を向けて驚愕の要求をした!

「ええっ!?」

「そ、それって……」

「アイドス様の事ですわよね……?」

「確かあの時はエステルさん達やエイドスさんの加勢があった状況で敗北したが……」

マクバーンの要求にアリサは驚き、エリオットとセレーネは信じられない表情をし、ガイウスは戸惑いの表情でマクバーンを見つめ

「………………オーロックス峡谷でアイドス達に敗北し、今はサンドロッド卿とレオンハルト少佐も相手にしなければならない状況であるにも関わらずアイドスとも戦うつもりか。」

少しの間黙り込んでいたリィンは真剣な表情でマクバーンを見つめて問いかけた。



「―――そのまさかだ。加減していたとはいえこの俺を軽々とあしらったあの女神と”鋼”とレーヴェ相手なら、この俺を殺った”英雄王”との時以上に俺を”アツく”させてくれるだろうからな!」

リィンの問いかけに対し、マクバーンは不敵な笑みを浮かべて答えた後”力”を解放し、”火焔魔人”へと変化した!

「何て凄まじい”風”だ……!しかもこの”風”は……!」

「一体どういう事!?”英雄王”と戦った時以上の”力”を感じるわよ……!?」

マクバーンから感じる”力”にガイウスとセリーヌは驚き



「クク、教団の”叡智”とやらも捨てたもんじゃねぇな。この俺に更なる”力”を与える事ができたのだからな。」

「なっ!?それってまさか……!」

「――――”グノーシス”か。」

「チッ、相変わらず余計な事ばかりをしてくれるものだな、あの亡霊は……!」

「見損ないましたよ、”劫炎”のマクバーン。”力”を求めるあまり禁忌の薬物にまで手を出す程落ちぶれるとは。”結社”を滅ぼした私が言えた義理ではありませんが盟主(マスター)も今の貴方を見れば嘆くでしょうね。」

マクバーンの話を聞いてある事を察したマキアスは血相を変え、レーヴェは目を細め、ユーシスは厳しい表情をし、リアンヌは厳しい表情でマクバーンを見つめて呟いた。



「何とでも言え。とっとと呼び出してみろよ。お前の女神と再びやり合う日も楽しみにしていたんだぜ……?」

「……ありえません。」

「サンドロッド卿達に加えて女神であられるアイドス
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