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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第75話
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ノとレオニダスの言葉に対してそれぞれ不敵な笑みを浮かべて答えたレンとエヴリーヌの答えを聞いたマキアスとユーシスは呆れ

「フフッ、気を利かせたからこそ、あのような言葉を口にしているのだと思うぞ。」

「確かにあいつらの関係を考えるとああいう別れの言葉のほうが似合っているかもしれないわね……」

ラウラは苦笑しながらマキアスとユーシスに指摘し、ラウラの指摘にサラ教官も苦笑しながら同意した。

「……貴方達が死ぬ原因を作ったのはメンフィルの事を軽んじて軽はずみな事をした私よ。謝っても許されない事だと理解しているけど、それでも謝らせて。――――本当にごめんなさい。」

するとその時クロチルダが前に出て二人を見つめて頭を深く下げた。



「クク、別に謝ってもらう必要はないで。俺達は”猟兵”やで?」

「”猟兵の最後”のほとんどは”戦場”だ。だが俺達はフィーに看取ってもらえた上、墓まで立ててもらった。俺達としては最高の形で死を迎える事ができた。だが……謝罪はありがたく受け取っておこう。”蒼の騎士”を救える事、俺達も祈っているぞ……」

「……ありがとう。貴方達の期待に絶対に応えて見せるわ。」

ゼノの後に答えたレオニダスの言葉にクロチルダは決意の表情で頷いた。

「ほなな、フィー……達者に生きるんやで…………」

「さらばだ…………」

そしてどんどん身体が透けていたゼノとレオニダスは光と共に消えた。



「さよなら……ゼノ…………レオ……………………」

辛そうな表情で二人が消えた場所をフィーは見つめた後やがて表情を戻してリィン達に振り向いた。

「―――行こう。全てを終わらせて”かけがえのない毎日”を手に入れる為に。」

「フィー………」

「本当に大丈夫なの?フィーちゃん……」

決意の表情になったフィーをラウラは辛そうな表情で見つめ、エーデルは心配そうな表情で声をかけた。



「ん……本当ならユミルで永遠のお別れをしたはずだった二人とまたこうして会えて言葉を交わせた……それだけで満足だよ。」

「そうか……フフ、相変わらずそなたは強いな。」

「フィーちゃん……私では力不足かもしれないけど、何か相談したい事があったら相談してね?私はフィーちゃんの先輩なのだから。」

フィーの答えを聞いたラウラは感心し、エーデルは優しげな微笑みを浮かべてフィーに言葉をかけ

「ん……その時が来たら是非頼むね、部長。」

フィーは静かな表情で頷いた。その後待機メンバーを呼び寄せたリィンはメンバーをアリサ、エリオット、ユーシス、マキアス、ガイウス、ミリアム、セレーネ、レーヴェ、エリス、エリゼ、パント、リアンヌに編成し直し探索を再開して先へと進み続けていると大きな広間に出
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