暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜心強き援軍の到着〜
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市民達のおよそ三分の一の避難が完了したとの事です!」
「わかりました。引き続き正規軍や士官学院の方達と連携して市民達の避難誘導を続けてください。」
「ハッ!」
「クレア大尉、少しいいかい?」
クレア大尉が部下に指示を終えるとオリヴァルト皇子がトヴァルと共に近づいてきた。
「オリヴァルト殿下。何かご用でしょうか?」
「実は君達には私と共に他にやってもらいたい事があってね。正規軍やリベールからの応援が到着した事で”鉄道憲兵隊”もそろそろ”ジュライロッジ”の方にも戦力を割けると思うのだが、どうだろうか?」
「え……”ジュライロッジ”にですか?一体何故……―――!”ジュライロッジ”に向かう部隊で人質達の救出とカイエン公を含めた”貴族連合”の残党の捕縛を行い、リィンさん達が人質達の事を気にせずヨアヒム・ギュンターの討伐に集中できるようにする為の部隊という事でよろしいでしょうか?」
「ハハ……まだ何も言っていないのに、すぐに分析して答えを出すなんてさすがは”氷の
乙女
(
アイスメイデン
)
”だな。」
オリヴァルト皇子の問いかけを聞いたクレア大尉は呆けたが一瞬で答えを出して真剣な表情で問い返し、その様子を見ていたトヴァルは苦笑していた。
「フフ、こんな可憐で聡明な女性をもハーレム要員にするなんて、さすがは私の可愛い妹もハーレム要員にする私の未来の
義弟
(
おとうと
)
だよ♪もしかしたら彼の女性を惹きつける所は宰相殿の人を惹きつける所の一部を受け継いでいるからかもしれないね♪」
「………………(強ち間違っていないように見えませんから、冗談になっていませんね……)――――了解しました。すぐに動かせる部隊を纏めます。」
トヴァルの言葉に続くように笑顔で答えたオリヴァルト皇子の推測を聞いて冷や汗をかいて黙り込んでいたクレア大尉だったがすぐに気を取り直し、オリヴァルト皇子に敬礼をした後その場から去った。
「……ん?おい、あれって、もしかしてあんたの”同僚”じゃないのか?」
「一体何の事でしょうか〜……――――!」
一方別の場所で戦っていたマカロフ教官の言葉に呑気そうな様子で答えたトマス教官だったが、マカロフ教官が視線を向けている方向にいる存在――――二機の”メルカバ”に気付くと目を見開いた。そして二機のメルカバはジュライ特区の上空を通過してどこかへと去って行った。
「…………行っちまったな。一体何の為にこのタイミングでジュライ特区に現れたんだ?」
「さあ〜、私にわかる訳がありませんよ〜。というか今の飛行艇は見た事もない形をしていましたが、一体何だったのでしょうね〜?(”伍号機”と”仇号機”という事は”千の護手”と”蒼の聖典”ですね。やれやれ……後で事情を聞く事は当然として、光学
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