暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜心強き援軍の到着〜
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部の士官学院生達がはしゃぎ始め、はしゃいでいる様子の士官学院生達の言葉が聞こえて来たユリア准佐は大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、口元に笑みを浮かべて呟いたアンゼリカに疲れた表情で指摘したトワはすぐに我に返った後慌てた様子でユリア准佐に謝罪した。



「フフ、気にしないでくれ。」

「えっと……どうしてユリア准佐達―――リベール王国軍がジュライ特区に?」

「それについては君達もよくご存知のお二方が説明してくれる。―――どうぞ。」

ジョルジュの質問を聞いたユリア准佐が通信相手を変えた。するとモニターにはセドリック皇太子とアルフィン皇女が映った。

「皆さん、ご無事ですか……!」

「ええっ!?皇女殿下に皇太子殿下……!?どうしてリベールに向かったはずの殿下達がそちらにいらっしゃっているのでしょうか……?」

「詳しい事情は省きますが、アリシア女王陛下―――リベール王国は今回の件を知り、協力を申し出てくれたのです。」

「協力……ですか?一体どんな内容なのでしょうか?」

トワの疑問に答えたセドリック皇太子の答えが気になったジョルジュは不思議そうな表情で尋ねた。



「『かつて6年前の”D∴G教団”が引き起こしたあの痛ましい事件が再び起こる事を防ぐ為に、エレボニア帝国の友好国として”D∴G教団”によって占拠されたジュライ特区の市民達の救助を協力する』との事で、わたくし達を乗せたアルセイユがジュライ特区に急行して頂けたのです。」

「ええっ!?」

「フフッ、さすがは慈悲深い事で有名なアリシア女王陛下。エレボニアの人々は一生アリシア女王陛下に足を向けて寝る事はできないね。」

「ハハ……」

アルフィン皇女の説明を聞いたトワは驚き、アンゼリカの話を聞いたジョルジュは苦笑していた。そしてモニターに映っているセドリック皇太子達はユリア准佐に代わって貰った。



「―――そう言う訳で微力ながら我々もジュライ特区の市民達の救助活動に助力する。」

「あ、ありがとうございます……!名高きリベール王室親衛隊の方々にまでご協力して頂けるなんて、光栄です……!」

「フフッ、リベールの”白き翼”とエレボニアの”紅き翼”が協力して市民達を救助する……歴史に残ってもおかしくない出来事だろうね♪」

「ハハ、間違いなく歴史に残るよ。」

ユリア准佐の言葉を聞いたトワは頭を下げて感謝の言葉を述べ、口元に笑みを浮かべて呟いたアンゼリカにジョルジュは苦笑しながら指摘した。



〜ジュライ特区〜



「ジュライ特区の市民の方々とジュライの為に今も奮戦している方々に申し上げます!今この場に現れた白い飛行船―――リベール王室巡洋艦”アルセイユ”がジュライ特区に現れた理由は現在起
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