暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜心強き援軍の到着〜
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―――アルゼイド子爵閣下……!それにあの男性は確か……!」

「リベールの”剣聖”――――カシウス・ブライト准将!?何故リベール王国軍の重鎮のカシウス准将までここに……!」

「おいおい、百人力過ぎんだろ!」

アルゼイド子爵とカシウスの登場にフェリスやサリファ、そしてフリーデルとロギンスはそれぞれ信じられない表情をし

「な、なななななななっ!?け、”剣聖”カシウス・ブライト!?何でリベール軍のトップが単独でジュライ特区に、しかもこのタイミングで現れたのですか!?」

「驚いたな……まさかかの”剣聖”まで駆け付けてくるとは。」

「一体何があって、彼までここに来たのかしら?」

デュバリィは狼狽え、アイネスとエンネアはそれぞれ驚きの表情でカシウスを見つめていた。



「……?―――!?ク、クレア大尉!上空を見てください!」

「え……―――!あれは……リベール王室巡洋艦”アルセイユ”!?何故”白き翼”がジュライ特区に……」

一方ふと空を見上げて何かを見つけた鉄道憲兵隊の話を聞いたクレア大尉は上空にいる存在――――アルセイユを確認すると目を見開いた。


「ふええええええ〜っ!?あ、あの白い飛行船は……!」

「リベール王室巡洋艦―――”白き翼”アルセイユ号……!何故アルセイユがジュライ特区に…………」

一方モニターでアルセイユの姿を確認したトワとジョルジュは驚きの表情で声をあげた。するとその時通信の音が聞こえて来た。

「艦長!アルセイユから通信が来ています!どうしますか?」

「すぐに繋いで!」

トワの指示によってスクリーンがトワ達の目の前に現れるとスクリーンには何とユリア准佐が映った!



「―――初めましてになるな。トールズ士官学院の諸君。私の名はユリア・シュバルツ。リベール王室親衛隊所属にしてこの”アルセイユ”の艦長だ。」

「キャーッ!本物のユリア様じゃない!こうしてお会いできるなんて、夢みたい……ッ!是非私と握手をしてください!あ、後勿論サインも!」

「ヴィ、ヴィヴィ!今はそんな事を言っている場合じゃないでしょう!?そ、その……せめて状況が落ち着いてからサインや握手を頼みましょう。」

「…………」

「フフッ、参ったね……まさかツーヤ君と双璧をなすかの”リベールの白薔薇”が相手だと、私と仲がいい他の女の子達の心もみんな射止められてしまうじゃないか。最近トワがリィン君に射止められてしまって少々寂しい気分になっていたというのに、この絶妙なタイミングで更に追撃とはさすがはリベール。油断ならないね。」

「ア、アンちゃん!少しは状況を考えてから発言してよ!―――ハッ、す、すみません!お見苦しい所を見せてしまって……」

ユリア准佐を見た一
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