暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜心強き援軍の到着〜
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に御用と仰っていたが、何の御用だろうか?」

視線を向けられたクレイグ中将は一歩前に出た後会釈をして用件を尋ねた。

「うむ。そちらも既に存じていると思うが、先程現在ハーケン街道で起こっている戦いについてオリヴァルト殿下達より今回の件はエレボニア帝国の意志でリベール王国に侵攻している訳ではなく、6年前多くの幼子達の命を奪った下衆共――――”D∴G教団”の生き残りの仕業によるものだという説明があった。そしてその話を聞いたアリシア女王陛下がオリヴァルト殿下達にある申し出をしたのだ。」

「も、”申し出”ですか……?」

モルガン将軍の説明を聞いた副官は戸惑いの表情をした。



「”リベール王国領を傀儡にされた貴族連合の残党から守る為……そしてエレボニア帝国の友好国として、今回の事件解決の為にリベール王国も協力する”との事だ。よって、これより我らリベール王国軍も加勢致そう。」

「なっ!?リ、リベール王国軍が加勢……!?」

「…………―――アリシア女王陛下と……そしてリベール王国からの心強い申し出、ありがたく受けさせて頂く。ちなみにリベール王国軍の主力は空軍なのですから、空からの援護を期待させて頂いてもよろしいですかな?」

リベール王国からの予想外の申し出に副官が驚いている中、放心していたクレイグ中将は敬礼をした後口元に笑みを浮かべて尋ね

「無論だ。かつて圧倒的戦力差であったにも関わらず見事エレボニアを撃退したリベールの底力を見せてやろう。」

対するモルガン将軍も口元に笑みを浮かべて答えた後通信を切って、モニターから姿を消した。

「……グロリアスの着陸地点は本当にハーケン門方面でよいのですか?」

一連の流れを見守っていたシェラ元帥はクレイグ中将に確認し

「いや――――パルム方面に着陸して頂きたい。作戦変更だ!リベール軍と連携を取って、貴族連合の残党の捕縛並びに悪魔達の殲滅に切り替える!」

「イエス・コマンダー!!」

着陸地点を変更する事をシェラ元帥に伝えたクレイグ中将は指示を出し、クレイグ中将の指示に副官は敬礼をして答えた。その後出撃準備を整えたクレイグ中将率いる”第四機甲師団”は格納庫に待機していた。



〜格納庫〜



目的地――――ハーケン街道・パルム方面に到着。これより着陸を開始する。各自、着陸に備えよ――――



シェラ元帥による放送が入ると、グロリアスは着陸を始め、クレイグ中将達は格納庫の障壁が開くのを今か今かと待ち構え―――



着陸を確認。格納庫の障壁を開放―――――



「―――これよりリベール軍と連携を取って、貴族連合の残党の捕縛並びに悪魔達の殲滅を開始する!まずは”機甲兵”を含めた兵器を全て無力化する事を最優先
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