暁 〜小説投稿サイト〜
戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その五

[8]前話 [2]次話
「まさに全宇宙最強ですね」
「超サイ○人もでごわす」
 それこそだ。
「遥かに凌駕しているでごわす」
「そうですね」
「だからごわす」
「彼等ジャビット星人に対しても」
「勝つでごわす」
 絶対にというのだ。
「そして侵略を止めるでごわす」
「それでなのですが」
 瞬は正面を見据えて腕を組んでいる西郷に対して問うた。
「彼等の本拠地はです」
「ジャビット星でごわすな」
「G16星雲にあります」
 川上哲治である、大嫌いだ。
「まさに宇宙の邪悪の巣窟」
「宇宙中の悪が蔓延っているでごわすな」
「あらゆる生物が邪悪の権化」
「そうしたおぞましい星雲でごわすな」
「彼等の本拠地はそこにあります」 
 そのG16星雲にというのだ。
「残虐、卑劣、姑息、冷酷、強欲、粗暴、あらゆる悪徳が蔓延った」
「その星雲から来ているでごわす」
「彼等は」
「例え地球にいる者達を成敗してもでごわす」
「戦いは、ですね」
「戦争は敵の本拠地を叩いてこそでごわす」
「真の勝利ですね」
 まさにというのだ。
「その時こそ」
「そうでごわす、しかしでごわす」
「まずはですね」
「半島を拠点とする彼等を倒すでごわす」
「それでは」
「まずは対馬で戦うでごわす」
「わかりました」
 瞬は西郷に毅然とした声で応えた、そしてだった。
 彼が対馬に降り立つとだ、半島側からだった。
「ジャビーーーーーーーッ!!」
 ジャビット星人達の大艦隊が来ていた、旗にはおぞましいあのオレンジの兎がいる。その旗を見てだった。元主役達が喚く。
「おい、元かよ!」
「元主役かよ!」
「一応ですらねえのかよ!」
「俺達某ケーン=ワカバさんかよ!」
「ワカバさんちゃんと見せ場あったぞ!」
「けれど俺達はどうなるんだよ!」
「そんなことはね」 
 瞬は既に変身している二人に言う。
「まずは連中を倒してから言いなさいね」
「ちっ、正論だな」
「正論で返してきたな」
「これまでの展開とは違うのよ」
 このこともだ、瞬は二人に言った。
「侵略者に対する防衛戦争だから」
「だからかよ」
「うだうだ言ってる暇はねえっていうんだな」
「それでか」
「戦えっていうんだな」
「そう、あんた達武器もかなり持ってるでしょ」
 このことについてもだ、瞬は言った。
「それならね」
「一気にだな」
「やれっていうんだな」
「そう、敵の数は百万よ」
 実にきりのいい数字だ。
「百万の大軍が対馬に上陸しようとしてきているのよ」
「つまりあれだな」
「一匹ぶっ殺す度に一万円ボーナスだからな」 
 ここでも金から考える二人だった。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ