第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その三
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「そのうえで」
「地球侵略を策謀しているでごわす」
「では我々は」
「おいどん達の役目はでごわす」
日帝衆のそれはというと。
「世界の人々を助け導き」
「守ること」
「だからでごわす」
それが為にというのだ。
「おいどん達はでごわす」
「ジャビット星人とですね」
「戦うでごわす」
強い決意に満ちた言葉だった。
「地球と人々、あらゆる生物を守る為に」
「そうでなければですね」
「日帝衆ではないでごわす」
こうまで言うのだった。
「日帝衆とは何かでごわす」
「はい、正義を為す者達です」
瞬は西郷にだ、彼女もまた毅然として答えた。
「我々は」
「そうでごわす、だからでごわす」
「私達はですね」
「おいどんも戦場に出るでごわす」
「元老もですか」
「地球は侵略者を迎えたでごわす」
まさに危機である、地球の。
「その危機に対してでごわす」
「元老ご自身も出られ」
「そうでごわす、自ら剣を手にし拳を振るい」
そうしてというのだ。
「戦うでごわす」
「では私だけでなく」
「おいどんも出るでごわす、そして」
西郷はさらにだった、瞬に語った。
「陸海空全ての日帝衆がでごわす」
「出陣ですか」
「六人の元帥達もでごわす」
彼等全員がというのだ。
「出陣するでごわす」
「あの方々もですか」
「そして彼等を倒すでごわす」
「まさに日帝衆の総力を挙げて」
「戦うでごわす」
「そうした戦いですか」
「悠木大将はおいどんと共に戦うごわす」
タッグを組みたいというのだ、瞬と。
「いいでごわすか」
「喜んで」
瞬は即座にだ、西郷に敬礼をして応えてだった。
彼の言葉に応じた、こうして二人は共に出陣するようになった。
テレビでは邪悪極まる存在憎むべき侵略者であるジャビット星人のケスネヨ大佐がこの世の悪を全て具現化した白地に黒、黒の帽子にオレンジの字でアルファベットを重ね書きしたそのおぞましい服を着て
人類に宣戦布告をしていた。
「我が偉大なるジャビット星人に膝まづくがいい!ジャビットマンセー!」
「うわ、何て名前だ」
「名前逆さにしたらあいつじゃねえか」
「作者大嫌いなあの芸人」
「たかが選手発言に追随したたかが芸人だな」
「作者がいつも悪役にしてる奴かよ」
何故そうしているかは簡単である、嫌いだからだ。
「ってことはだ」
「こいつ後でボコられるな」
「作者が名前聞いただけで顔変わる位嫌いな奴だしな」
「こうして最初に出たしな」
「で、その発言もな」
「そのまんまだな」
「我が偉大なるジャビット巨人民主主義人民共和国軍に反する愚かな地球人類傀儡共は!」
絶叫しつつ喚く様に宣言をしている。
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