暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜姫神の新たなる道〜(9章終了)
[9/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ウィル。いい名前がないかな?」

そしてある事に気づいて考え込み、ウィルに尋ねた。

「お、俺!?………そうだな…………」

尋ねられたウィルは驚いた後考え込み

「――――”姫棍フェミリンス”。セリカが持つ魔神ハイシェラが宿る魔剣―――”ハイシェラソード”の名を参考にした名前だけど、どうかな?」

エステルが持つ棒に微笑み、エステルに視線を向けて尋ねた。

「”姫棍フェミリンス”………うん、いい名前だわ!安直に”ハイシェラソード”と呼ばれているセリカの剣の名前と比べて、断然いいしピッタリな名前よ!」

「ハハ………」

「何だと!?それはどういう意味じゃ、エステル嬢ちゃん!」

尋ねられたエステルは棒――――”姫棍フェミリンス”に視線を向けて頷き、エステルの言葉が聞こえたセリカは苦笑し、ハイシェラはエステルを睨んだ。

「ば、馬鹿な………フェミリンス自らがただの人間の小娘に降るだと………!?」

「……………………」

一方ディアーネは驚きの表情で絶句して信じられない表情のエヴリーヌと共にエステルを見つめ

「ほ、本当に神とも契約したわね、あの娘…………」

「フフ………さすがはエステルさん………と言った所ですね…………」

シェラザードは驚きの表情でエステルを見つめ、クローゼは微笑みながらエステルを見つめ

「………まさかあのフェミリンスの考えを変えただけでなく、契約までするとは…………」

「契約する瞬間を今ここで目にしていても正直、信じられない思いですね………」

リウイとエクリアはそれぞれ信じられない表情でエステルを見つめていた。



「さ〜て。これでリウイ達の”試練”も終わりよね?一端庭園に戻ってから周遊道を調べない?」

そしてエステルはケビン達に振り向いて提案をし

「そやな。じゃあ、皆さん。一端庭園に戻りましょうか――――」

エステルの提案に頷いたその時!

「!この気配は………!」

何かの気配を感じたエクリアは真剣な表情で叫び

「「…………………!」」

セリカとリウイは同時にエステルに向かって走り出した!

「へ?」

エクリア達の様子にエステルが首を傾げたその時、エステルの背後から無数の触手がエステルを襲い掛かろうとし

「エクステンケニヒ!!」

「雷光!身妖舞!!」

襲い掛かろうとした触手達にリウイとセリカが同時に魔法剣技を放って滅した!

「なっ!?一体何が………!」

いきなりの出来事にエステルが驚いたその時

「貴様がいるのはわかっている!大人しく姿を見せるがいい!ブレアード!!」

リウイが空間を睨みつけて叫んだ!すると

「おのれ……………!我の邪魔ばかりしおって
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ