第101話
[5/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
るとフェミリンスの身体は巨大化し、背中には一対の美しい白き翼が現れた!
さあ………愛する人間達が平和に生きて行く為に消えなさい………
巨大化したフェミリンスは神殿中に澄んだ声を響き渡らせ、自分の周囲に自分の魔力で創った魔法結晶体―――ゲート=フェミリを無数に創り、周囲に展開した!
「………交渉決裂だ、2人とも。姫神を相手にお前達はよくやった。お前達を責める者は誰一人いないだろう。………覚悟を決めろ。」
フェミリンスの様子を見たリウイは2人に近づいてそれぞれに視線を向け
「この………頑固者!わからずや!いいわ!だったら、ぶっ飛ばして目を覚まさせてあげる!」
エステルは身体を震わせながら叫んだ後、仲間達と共に棒を構えた!
「……その前に………エステルさん。貴女の剣の力を借りてもいいですか?リウイ様の試練であり、リウイ様と親しい方達が揃い……”幻燐戦争”の決戦場であったこの場でしたらその剣が起こせる”奇跡”を再び起こせるかもしれません。」
そして棒を構えたエステルに近づいたエクリアは真剣な表情でエステルが装着している神剣――――”絆の神剣”に視線を向けて尋ねた。
「へ?………ああ、そういう事ね。わかったわ!」
「何?それは一体どういう事だ?」
「実は………」
エクリアに尋ねられたエステルは首を傾げたがすぐに察し、理由が分からないリウイは眉を顰めて2人を見つめて尋ね、2人からセリカとサティアの”試練”で”絆の神剣”が起こした”奇跡”を聞いた。
「なるほど………フッ、いいだろう。もう一度”奇跡”を起こし、姫神に俺達の”絆”を見せつけてやるのも一興だな………―――全員、今の説明を聞いたな!?」
説明を聞き終えたリウイは頷いた後口元に笑みを浮かべ、仲間達を見回して叫んだ。すると仲間達はそれぞれ頷き、エステルは”絆の神剣”を天へと掲げ、リウイ達はそれぞれの武器をエステルが掲げる絆の神剣にそれぞれ刃を合わせて天へと掲げ
「絆の神剣よ!今こそ我等と結ばれた”絆”達をこの地に!!」
全員同時に叫んだ!すると”絆の神剣”と合わさったそれぞれの武器は”絆の神剣”と共に強烈な光を放った!するとリウイ達にとって懐かしき戦友達が次々と現れ始めた!
「フフ………まさか世を去ってから、エクリア様と陛下と共に肩を並べて戦う日が来るとは思いませんでした。」
「懐かしい姿で呼んでくれてありがとう、陛下………ううん、”お兄ちゃん”。メルと一緒にお兄ちゃんの為に頑張るね。」
「メル、リウイとセリエル達の為に頑張るぞー!」
リウイの側室の一人にしてフレスラント領主リオーネ、同じくリウイの側室
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ