第100話
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イは驚きの表情で2人が消滅した場所を見つめて呟いた。
「イ、イリーナ様。本当に貴女も”神格者”に到ったのですか……?」
その時、驚きの表情のペテレーネが遠慮気味にイリーナに尋ね
「ええ………まさかこんな形で”神格者”に到れるとは思わなかったわ………フフ、好きな人と早く結婚したいプリネにはちょっと申し訳ないわね………」
尋ねられたイリーナは微笑んだ後、プリネに視線を向け
「そんな………どうか私の事はお気遣いなく。レーヴェもいつか必ず”神格位”に到ると信じていますから。」
「うんうん!結婚式には必ずあたし達を呼んでね、プリネ!」
視線を向けられたプリネは微笑んだ後、レーヴェに視線を向け、エステルは頷いた後プリネに微笑み
「やれやれ………そんな簡単に到れるものではないのだがな……………だが………必ずヨシュア達が生きている内に到ってみせるから、待っててくれ。」
プリネとエステルの言葉を聞いたレーヴェは苦笑した後、プリネに微笑み
「フン!そんなの絶対無理だね!」
エヴリーヌは鼻を鳴らした後レーヴェを睨み
「やれやれ。少しは応援してやってもいいだろうに………」
「クスクス。女の嫉妬は怖いから仕方ないわよ、リフィアお姉様♪」
エヴリーヌの態度にリフィアは呆れてため息を吐き、レンは口元に笑みを浮かべていた。
「………イリーナ、おめでとう………リウイ様と永遠に幸せに生きて行く事……離れていてもずっと願っているわ………」
その時エクリアはイリーナに近づき、微笑んだ。
「はい。でも、たまにはメンフィルを訪ねて顔を見せて下さいね、姉様。リウイや私達と姉様は”家族”なのですから。」
「それは………」
自分の言葉を聞いて嬉しそうな表情で頷いて言ったイリーナの言葉を聞いたエクリアは辛そうな表情でリウイに視線を向けたその時
「……………………そうだな………繋がり続ける”家族”の”絆”を再確認する事は”家族”を失った俺達には必要だろうしな………」
両目を伏して考え込んでいたリウイは両目を見開いて静かな表情でエクリアを見つめて予想外な言葉を言った。
「え………」
「あなた………!」
「わあ……!じゃあエクリアさんの事、許すのよね、リウイ!?」
リウイの言葉を聞いたエクリアは呆け、イリーナは嬉しそうな表情をし、エステルは嬉しそうな表情をした後、リウイに尋ねた。
「………ああ………”姫将軍”は充分自分の罪と向き合い、自らを犠牲にしてまで自分を恨み続ける俺を何度も守った………もう、充分だ。…………今ここにいるのはイリーナの”姉”―――”エクリア”だ。………だからもう罪を償う事を考えなくていい……エクリア。」
エステルに尋ねられたリ
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