第100話
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った!
「…………!ハアッ!」
自分に襲い掛かる隕石達を見たリウイは隕石をオーブメントを駆動させた後次々と回避し、時には闘気や魔力を込めた武器を振るって隕石を真っ二つにして攻撃を防ぎ
「そこだ!サンダーシクリオン!!」
隕石達を全て防ぎきった後、アーツを放った。するとグラザの周りに竜巻と雷が発生し、風の刃と雷がグラザを襲った!
「………………」
リウイが放ったアーツをその身に受け、傷ついていくグラザだったが表情を歪める事なく、力を溜めながら剣を構えていた。
「……………」
一方リウイは細剣に地属性を宿らせて再びグラザに向かい
「メーテアルザ!!」
魔法剣技を放った!
「フン!!」
しかしグラザは剣を振るって自分の周囲に発生していた竜巻と雷を霧散させると共に、リウイの細剣に命中させ、リウイを吹っ飛ばした!
「何!?……グッ!?」
自分の攻撃が防がれ、さらに吹っ飛ばされた事にリウイが驚いた瞬間、リウイは壁にぶつかってしまい呻いた。
「イオ=ルーン!!」
その隙を逃さないかのようにグラザは魔術を放ち
「!!」
自分の周囲の空間が歪み始めた事に気づいたリウイはすぐに前に跳躍した。するとリウイがいた場所に辺りを響き渡らせるほどの轟音と共に大爆発が起こった!
「フ………ハハ………これが父上の本気か。エヴリーヌやディアーネの序列の上を行っているだけはある…………」
自分の背後に一瞬視線を向け、グラザの魔力のすざましさを見た後、先程のグラザの反撃を思い出したリウイは不敵な笑みを浮かべて呟き
「それでこそ、父上………!」
再びグラザに向かって、攻撃を再開した。2人の攻防は一進一退で互いに傷ついていたが決定打に欠け、双方傷ついてはいたが、余力を残しており、互いの次の攻撃を警戒していた。
「………やはり………か。剣や戦の腕は成長したが………肝心な所が成長していないな………」
リウイと距離を取り、次の攻撃を警戒していたグラザは一瞬両目を伏せた後、静かな表情でリウイを見つめて呟き
「何………?一体それはどういう意味ですか、父上。」
グラザの言葉を聞いたリウイは眉を顰めた後、真剣な表情でグラザを見つめて言ったが
「今、気づかせてやろう。オォォォォォォ…………!!」
グラザは明確な答えは言わず、全身に膨大な闘気や魔力を溜め始め
「!!オオオオオォ…………ッ!!」
グラザの行動を見たリウイも全身に膨大な闘気や魔力を溜め始めた。すると2人の周囲の空間が揺るぎ、さらに神殿内が大きく揺れた!
「わわっ!?」
「!?な、なんちゅう力や………!」
2人によって引き起こされた強い揺れにエステルは驚
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