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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第99話
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に駆け抜けた!するとその時、シルフィアの脇腹の部分の鎧が砕け散ると共に大量の血を噴出させ、アリアンロードには膨大な聖気や闘気が込められた十字架が刻まれ、全身から大量の血が噴出し、鎧を真っ赤に染め、そして

「くっ………」

シルフィアは呻きながらも剣を構え直し

「見事です………さあ………先へとお進みなさい………我が生涯に………悔いはなし………!」

アリアンロードは満足げな笑みを浮かべて地面に倒れて絶命し、そして光と共に消滅した!



「あ………」

「か、勝ったんか………?」

「………まさか”鋼の聖女”を一人で討ち取るとは………」

2人の一騎打ちの勝敗を見守っていたエステルとケビンは呆け、レーヴェは驚きの表情でシルフィアを見つめ

「――――ティナ!ペテレーネ!今すぐシルフィアに治療を!」

「「はいっ!!」

リウイは大声でティナとペテレーネに指示をし、指示をされた2人は頷いた後シルフィアに駆け寄って治癒魔術をかけ始め、リウイは仲間達と共にシルフィアに近づいた。

「………見事だ。あれほどの強敵をたった一人でよくぞ勝利した。」

「うむ!さすがは”メンフィルの守護神”と称えられるシルフィア様じゃ!」

「………お褒め頂き光栄です、陛下。それとリフィア。メンフィルの次代を継ぐ貴女の祖母として私の”誇り”を見せられてよかった……」

リウイとリフィアの賛辞を聞いたティナとペテレーネに治癒魔術をかけ続けられているシルフィアは2人に微笑んだ。

「それにしても先ほどの女性は何者だったのかしら………?”軍神”の加護が宿る鎧を砕くなんて………」

「………少なくとも、先ほどの女性は普通の”人間”ではないのでしょうね………」

一方エリザスレインとセラウィは真剣な表情でアリアンロードが消滅した場所を見つめて考え込み

「ねえ、レーヴェ。さっきの”蛇の使徒”――――アリアンロードを知っているようだったけど………何者なの?」

エステルは真剣な表情でレーヴェを見つめて尋ねた。

「――――”鋼の聖女”アリアンロード。”身喰らう(ウロボロス)”の第七柱にして、結社最強の人物と言われるほどの人物だ。………彼女が剣を持っての戦いで俺が全ての力を出してもようやく同等に戦えたほどの強さを持っている。」

「け、剣!?でもさっき、槍で戦っていたわよね!?」

「”剣帝”が本来の得物でない武器での戦いをする相手にようやく互角て………どんな化物やねん!?」

「……加えて先ほど俺達が戦った彼女が率いる独自の部隊―――”鉄機隊”の戦乙女達は一人一人”執行者(レギオン)”の力に値する。」

「う、嘘!?」

「はあ………勘弁してほしいわ………まさか”結社”にそれほどの戦力が
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