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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第99話
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ラフト―――神極聖光剣の一撃目で相殺し

「まだだっ!!」

二撃目は袈裟斬りで攻撃した!

「!!」

シルフィアの攻撃に気づいたアリアンロードは咄嗟に身体を傾けて回避しようとしたが

「うっ!?」

シルフィアが放った斬撃はアリアンロードの鎧の僅かな隙間を斬り、アリアンロードに傷を与えた!

「ハァァァァ………滅!!」

しかしアリアンロードは怯む事なく反撃にクラフト―――アルティウムセイバーを放った!

「くっ!?」

アリアンロードの攻撃を回避しようとしたシルフィアだったが、アリアンロードの武器はリーチのある槍であった為回避はできず、アリアンロードの強烈な一撃により強固な全身鎧の一部が破壊され、傷を負った!

「「……………」」

そしてお互い何も語らず静かな笑みを浮かべて見つめた後、再び常人には決して見えなく、さらに周囲にすざましい衝撃波を起こす激しい攻防を続けた!



「う、嘘!?あのシルフィア様と互角に戦っているなんて………!まさか教授以外の”使徒”はあの人みたいにとんでもなく強いのかしら………?」

(………なんちゅう強さや………総長でようやく互角………いや、下手をすれば総長以上かもしれんな………)

シルフィアとアリアンロードのすざましい攻防を見守っていたエステルは信じられない表情をし、ケビンは真剣な表情で見つめ

「………まさかただの人間がたった一人でシルフィアと対等に戦うとはな………”結社”の”使徒”の力………侮れんな。」

「この目で見ていても正直、信じられない思いですね………」

「へ〜………以前戦った”闘神”もよかったけど、あっちの方がもっと面白く戦えそうね♪」

「そうね………それにしてもまさか”結社”にあれほどの者がいるとは………フフ、”本物”と相対し、戦う時が楽しみだわ。」

リウイは真剣な表情で見つめ、イリーナは驚きの表情で見つめ、カーリアンとファーミシルスは好戦的な笑みを浮かべて見つめていた。

「うふふ。確かにあの鎧の人は強いようだけど………部下の人達は大した事なかったみたいよ?」

その時レンは不敵な笑みを浮かべて呟き、ある方向を見つめた。

「へ?それってどういうこ………なっ!?」

レンの言葉を聞いて首を傾げたエステルはレンの視線の先――――ティファ―ナ達によって次々と討ち取られて行く”鉄機隊”の戦乙女達を見て驚いた。

「フフ、さすがはティファ―ナね。」

「ええ。”飛竜”に乗っていなくても変わらない強さ………さすがですね。」

その様子を見ていたラピスとリンは微笑み

「レーヴェ………よかった。傷を負っていなくて………」

「………さすがはかつて”執行者”の中でもNo.2を評されるだけは
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