第99話
[5/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
アは次々と矢を放ち始め
「ただの人間がたった一人で………しかもエヴリーヌと同じ武器で勝とうという事がどれだけ無謀な事か教えてあげる。キャハッ♪」
エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて次々と矢を放ち始めてエンネアの狙撃を次々と相殺した!そして2人はしばらくの間、途切れる事のない矢による狙撃の攻防を続けた。
「………どういうつもり、”魔弓将”?貴女は弓だけでなく魔術も使うと聞くわ。何故、魔術を使わないのかしら?」
しばらくの間、矢による攻防を続けたエンネアはある違和感を感じて矢を放つ事を止め、訝しげな様子でエヴリーヌを見つめて尋ね
「え?まだわかんないの?」
尋ねられたエヴリーヌは矢を放つ事を止めて意外そうな表情でエンネアを見つめた後
「ハンデだよ、ハンデ。お前なんか魔術を使わなくても遊びながら簡単に殺せる奴だし。くふっ♪」
無邪気な微笑みを浮かべて言った。
「なっ!?………ここまで侮辱されたのは初めてだわ!その傲慢………死を持って後悔させてあげるわ!ハァァァァァァ………!!」
エヴリーヌの言葉を聞き、怒ったエンネアが矢にすざましい闘気を込め始めて弓に番えたその時!
「とう!!」
「キャアッ!?なっ………弓の弦が………!?」
エヴリーヌは一瞬の動作でエンネアの弓の弦に矢を放って、弦を破壊した。
「さてと。遊びはそろそろ終わりにしよっか。キャハッ♪」
そしてエヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべた後転位してエンネアの前から姿を消した。
「転位………!クッ……一体どこに………!?」
姿を消したエヴリーヌに驚いたエンネアが周囲を警戒したその時、エンネアの背後から飛んできた無数の矢がエンネアの弓を持つ片腕を破壊した!
「え…………?」
自分の片腕がなくなった事に気づいたエンネアは一瞬呆けたが
「アアアアアアアアアア―――――ッ!?」
腕がなくなった場所から大量の血が噴出すると共に、身体から感じる強烈な痛みに悲鳴を上げた!
「まずは右腕っと。さ〜て………次はどこをつぶそうかな?あ、でも頭は最後に残しておかないとね?キャハハハハハハハッ!!」
一方エンネアの正面に姿を現したエヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて笑いながら転位した瞬間に神速の動作で無数の矢を放つ動作を何度も繰り返し、エンネアの全方向から矢を放って、エンネアをいたぶるかのように少しずつ体の一部を破壊し、エヴリーヌが矢を放つ事を止めるとエンネアの姿は全身矢が刺さり、鎧を自分の血によって真っ赤に染めた無残な姿となっていた!
「グッ…………!?馬鹿な………この私が手も………足も………出ないなんて………!さっきの………攻防は………言葉通り、遊んで………いたのね………!私が………貴女と互
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ