第98話
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ンが一瞬で近づいて激しい剣撃を放った!
「チィッ!!」
カーリアンの連撃に対し、ケルヴァンは双剣を振るって防いでいたがカーリアンの攻撃は激しく、防戦一方だった。
「隙だらけよ!」
「ガハッ!?」
そこにファーミシルスがクラフト――――連接剣伸張をケルヴァンの側面から放って、ケルヴァンの身体を貫き
「それぇっ!!」
「!?グアアアアアアー―――ッ!?」
怯んだ隙を逃さないカーリアンは武器を振るって、ケルヴァンの両腕を斬り落とした。
「我が連接剣を味わいながら消えるがいい!」
「グフッ!?お……の………れ………」
そしてファーミシルスが連接剣の刃を伸ばしてケルヴァンの心臓を破壊し
「止めよ!」
カーリアンは双剣を振るってケルヴァンの首を斬り落とし、絶命させ、さらに!
「まだよ!」
「もう2度と復活しないようにバラバラになりなさい!」
ファーミシルスと同時に武器を構え
「「白露の雷桜嵐!!」」
協力技を放って、ケルヴァンの身体や首を塵も残さず吹き飛ばした!
「フン、あっけない!所詮はこんなものね。」
「フフ………今度は私自身の手でアイツを殺せてスッキリしたわ!」
そして技を放ち終えたファーミシルスは鼻を鳴らし、カーリアンは口元に笑みを浮かべてケルヴァンがいた場所に視線を向けた。その後まだ戦っている仲間達と共に戦い始めた。
「エクリア様!何故……何故祖国を裏切ったのですか!」
エクリアと対峙したアイゼンは信じられない表情で叫び
「………アイゼン。今の私はカルッシャ王女ではなくセリカ様の”使徒”エクリア・フェミリンス………この名を名乗る時よりカルッシャ王女エクリア・テシュオスは死にました。遠慮なくかかってきなさい。」
アイゼンの叫びに対しエクリアは静かに答えた後、連接剣をアイゼンに向けて言った。
「………………全軍、突撃!全ての元凶たる魔物リウイに与した売国奴を討ち取れ――――――ッ!」
そしてアイゼンは驚きの表情でエクリアを見つめた後、表情を怒りに変えて自分の周りにいるカルッシャ兵達に指示をし
「魔物に与した穢れた王女………覚悟―――――ッ!」
指示をされた兵達はエクリアに突撃した。しかし!
「魔力放出!イオ=ルーン!!」
「グアアアアッ!?」
エクリアは魔術を放って突撃して来る兵達を殺し
「矢だ!矢を放って、魔術の詠唱をさせるな!」
「撃て――――ッ!」
「判断が遅い!小隕石召喚!!」
「ギャアアアアーッ!?」
矢を放とうとした兵達より早く魔術の詠唱を終えて、弓兵達を一瞬で全滅させ
「姫将軍、覚悟
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ