第95話
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の源たる水よ………我が呼びかけに応え、我”水の巫女”の名の元、全てを護りたまえ…………水の神護壁!!」
「結界を貼れる者達は総力を尽くして巫女様達の結界の強度を少しでも上げるぞ!」
敵が放ったありとあらゆる物全てを破壊する禁断大魔術――――世界大崩壊から仲間達を守る為に展開したサティアと水の巫女の大結界に続くようにレクシュミの号令の元、結界を貼れる者達はそれぞれ魔術等で2柱の神による結界の強度をさらに強めたが
「んなっ!?う、嘘やろ……!?」
「結界に罅が………!」
仲間達が協力して展開した超越した結界も罅が入り始め、それに気づいたケビンやエステルは信じられない表情をした。そして罅が入った結界は崩壊し、セリカ達に超越した大爆発の連鎖が襲い、爆発の煙が晴れるとそこには満身創痍の状態の2人のセリカと2人のハイシェラ、サティア、水の巫女を除いた仲間達は全員全身ボロボロの状態で地に伏していたが、それぞれかろうじて息はしていた。
「滅ビヨ………!!」
そして敵が無数の触手を伸ばして、地に伏している仲間達に止めを刺そうとしたその時
「させるもの………かぁっ!!ハアァァァァァァ―――――ッ!!」
”魔法剣士”セリカが満身創痍の状態でありながらも怒涛の剣撃を放って仲間達を襲う無数の触手達を斬り払い
「誰一人欠けはさせん!ハアァァァァァァ―――――ッ!!」
”神殺し”セリカも”魔法剣士”セリカと肩を並べて怒涛の剣撃を放って、斬り払い
「ハハハハハッ!それでこそ我等の好敵手にして盟友!我等も続くだの!」
2人のセリカの活躍を重傷を負っているにも関わらず、苦しみを顔に出していない”地の魔神”ハイシェラは大声で笑った後、もう一人の自分に視線を向けて言い
「うむ!………水の巫女!それとアストライア!エクリア嬢ちゃん達の事は頼んだぞ!」
もう一人の自分に話しかけられた”永遠の戦友”ハイシェラは力強く頷いた後、魔術の詠唱を開始している水の巫女とサティアに視線を向けた後、もう一人の自分と共にセリカ達の援護を始めた。
「万物の生命の源たる水よ………今こそ、傷つきし者達に慈悲を…………神水!!」
「みんな!今、助けるわ!星芒よ!傷つきし者達に星の命の息吹の慈悲を!ブルーアース!!」
そして詠唱を終えた水の巫女とサティアはそれぞれ最高位の治癒魔術を自分達を含めた仲間達全てにかけた!すると傷ついた者達の傷は一瞬で完全回復し、地に伏していた仲間達は次々と立ち上がった!
「フウ………一瞬マジで花畑が見えたで………今は空の女神じゃなく、目の前にいる女神様達に感謝やな………まさに”神の奇跡”やわ………」
「今回ばかりは本当に死ぬかと思ったわよ………それにしても凄い治癒魔術ね…
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