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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第94話
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ラクスハイシェラ”を、過去のセリカは”約束の神剣”を、サティアは”天秤の十字架(リブラクルース)”を、エクリア達もそれぞれの武器をエステルが掲げる絆の神剣にそれぞれ刃を合わせて天へと掲げ



「絆の神剣よ!今こそ我等と結ばれた”絆”達をこの地に!!」



全員同時に叫んだ!すると絆の神剣と合わさったそれぞれの武器は”絆の神剣”と共に強烈な光を放った!すると!

「何が正しく、正しくないのか………そんなのは人それぞれ………なんでそんな事に気づかなかったんだろうな………」

「……フフ………ようやくあたしの事を思い出してくれたわね、セリカ。」

かつて人間であったセリカに”飛燕剣”を教えた師匠であり、バリハルトの戦士ダルノスとバリハルトの神官であり、セリカの姉―――カヤが現れ

「僕の弱さと欲望が多くの人々を不幸にした……何故、あの時言えなかったのだろう……”ずっと一緒にいてほしい”と……」

「お、お師範様っ!?」

”腐海の大魔術師”アビルースがまだ魔に呑まれていない姿――――セリカと共に旅をした時の若き魔術師の姿で現れ、アビルースの登場にペルルは驚き

「なるほど………あれが”災厄の種”の真なる姿か。」

「”世界”は変えさせん。後世達が我等の叡智を語り継ぐために!」

「ルリエンよ………我等に力を…………」

さらに空の勇士、リ・クティナ、白銀公が現れ

「あの時は別れたけど………最後の最後で貴方の力になるわ、セリカ!」

「それは我も同じ!”深凌の楔魔”の第三位、ラーシェナ……我が盟友、セリカの為に参る!」

「”神殺し”セリカよ。今こそ真の決着を付ける時だ!」

かつてのセリカと共の旅をし、別れた商人の少女シャマーラと邪龍との決戦の際、セリカに自らの全てを託して逝った”深凌の楔魔”の第三位、ラーシェナ、”レウィニアの赤き盾”――――レクシュミも3人の後に現れ

「へへっ……また、あたいの力が必要な時が来たようだな!」

「ハア………あたしがあんたとした性魔術の貸しと今回の貸し………いつか絶対返してよね!」

ミルフェの町の自警団隊長カウラは口元に笑みを浮かべ、カウラの相棒、ウェンディスは溜息を吐きながら現れ

「セリカさん!貴方達に呼ばれて私達も来ました!」

「勿論、あたし達も力になるよ!」

放浪のエルフの双子、シェンナとシェスタはそれぞれ無邪気な笑みを浮かべて現れ

「フフ……妹と共に戦うなんて………”本物”の”私”が知ったら、どんな顔をするのかしらね。」

「レ、レア!?」

「えっ………!?」

レシェンテと同じ”古神七魔神”の一柱にしてセリカやレシェンテを守る為に敵を巻き込み自爆して逝った”蒼玄”のレアに気づいたレシェン
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