第93話
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思い出して頂けた事がとても嬉しいのでしょうね……)
ハイシェラの念話が聞こえるエステルはエクリアに耳打ちをし、耳打ちをされたエクリアは微笑みながらセリカと魔剣ラクスハイシェラを見つめていた。
「……………」
「ご主人様!?」
しかしその時、セリカは地面に崩れ落ちて跪き、セリカの様子に気づいたシュリは心配そうな表情で声を上げ、他の使徒や使い魔達もセリカを心配そうな表情で見つめていたその時
「………先ほどのハイシェラとの戦いで大幅に魔力を失っただけだ。心配するな………」
セリカは静かに呟いた。
「な〜んだ、そういう事ですか。それならすぐに治療できますね!」
そしてセリカの答えを聞いたマリーニャは安堵の表情になった後、魅惑的な笑みを浮かべてセリカを見つめ
「え、えっと………」
「こういう時はサリア達の出番ですね〜!」
「うむ!”影の国”に来てから全然していなかったからの。ちょうどいい機会じゃ!」
「フフ……”使徒”ではないけど、私も力になるわ。」
ある事を察したシュリは顔を赤らめてケビン達を見回し、サリアは嬉しそうな様子で声を上げ、レシェンテは口元に笑みを浮かべ、サティアは微笑みながらセリカを見つめ
(ん〜?………確かセリカが仲間になり立ての時にもあったわよね?同じ事が。あの時は確か…………え”。ま、まさか………!)
マリーニャ達の様子から何かを察し、考え込んだエステルは顔を真っ赤にして、サティア達を見回し
「?治療できるんやったら、”守護者”との戦いに向けてすぐに治療した方がええやろ。」
「………ああ。」
マリーニャ達やエステルの様子に訳がわからず首を傾げたケビンは提案するとセリカは頷いた後、無言でサティア、エクリア、マリーニャ、シュリ、サリア、レシェンテを見回し
「………そうですね。………私達はセリカ様を今から”治療”しますのでエステルさん達は―――」
「わかっているわよ!あたし達はさっきの広間で待っているから終わったら来るんでしょ!?行くわよ、ケビンさん!」
「へ?ちょ、ちょっとエステルちゃん!?おわあああああ〜――――ッ!?」
サティア達を代表し、答えたエクリアが何かを言いかけ、言い切る前に顔を真っ赤にしたエステルがケビンを引きづりながら走って一つ手前の広間に向かい
(ハア………)
「全く……少しは場所を考えろ!」
パズモとアムドシアスは呆れながらエステル達を追い
「ア、アハハ………」
「フフ。皆と一緒でするのも楽しそうだけど、エクリアちゃん達を相手にして、私達も一緒に相手にしたら主も大変ですから今回は遠慮しておきますね。」
「今度………私と………する時………リタ………絶対…………
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