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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第92話
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とクリアが展開した障壁は割れ

「っ!?クッ………!」

自分を襲うセリカの剣を回避しようとしたクリアの片腕をかすり、腕から伝わって来る痛みにクリアは表情を顰めた後、後ろに跳躍してセリカから離れたその時

「ハァァァァァァ………!」

神剣をを構えたサティアがクリアに強襲して来た!

「………………」

クリアはサティアを静かに見つめながら回避や防御をし

「……………」

対するサティアもクリアを決意の表情で見つめながら攻撃をし続けた。

「雷光!地烈斬!!」

「ああっ!?」

そこにセリカが魔法剣技を放って、クリアにダメージを与えると共に吹っ飛ばした!

「セリカ………!」

セリカの行動にサティアが驚いたその時、セリカはサティアに近づき

「………サティア。お前は言ったな。俺と共に”罪を背負う”と。お前だけにクリアを斬る”罪”は背負わせない。」

決意の表情で剣を構え

「セリカ………」

セリカの答えを聞いたサティアはセリカを静かに見つめた後、再び剣を構え直した。



「フフ………それでいいのよ、セリカ…………」

セリカとサティアの様子を見つめたクリアは静かな笑みを浮かべた後

「だから………貴方が真に愛する(ひと)と共に私を打ち破って………!」

決意の表情になり、膨大な魔力を解放し、詠唱を開始した!

「世界を照らす陽だまり達よ………闇に覆われし昏き大地をその光を持って、全てを照らせ!ティアラクーナ!!」

そしてクリアはディル・リフィーナに存在する4つの太陽の力を借り、全てを浄化する超越した聖光を放つ大魔術にしてSクラフト―――ティアラクーナをセリカとサティアに放った!

「「…………」」

自分達を襲う超越した聖光を見つめながらセリカとサティアはそれぞれの武器に膨大な魔力や神力を籠め

「ハアッ!!」

「ヤアッ!!」

互いの武器を打ち合わせた!すると2人が打ち合わせた剣が強い光を放ち、ティアクラーナによる聖光とぶつかった瞬間、相殺し、クリアのSクラフトを無効化した!

「なっ………!」

自分の最大の攻撃が無効化された事にクリアは驚き

「行くぞ、サティア!」

「うん!」

セリカとサティアは同時に駆け出し、クリアを挟み撃ちにし

「ハァァァァァァ――――ッ!!」

「ヤァァァァァァ――――ッ!!」

セリカは膨大な神力や闘気、サティアは膨大な神力や魔力を込めた剣撃の嵐を同時に放った!

「………………」

一方クリアは2人が放つ剣撃の嵐を苦悶の声も出さず、静かな表情でただ耐え続けた。

「これで……!」

「終わりだっ………!」

そして剣撃の嵐を放ち終わった
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