第91話
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め
「フッ。さすがはセリカの”使徒”とかつての使い魔達………異界の騎士も中々の武だ。」
見つめられたレクシュミは不敵な笑みを浮かべた後
「だが………この一撃に耐えられるか?巫女様………我が剣に力を!」
自らの武器にすざましい闘気と魔力を込め、神気を纏ったすざましい水を纏わせた!
「まずっ………!あの様子だと水の巫女―――”神”の力を借りた一撃を放つ気よ!あんなの放たれたらひとたまりもないわ!」
レクシュミの行動を見たマリーニャが焦ったその時
「………だったら、オレが防ぎますわ。他の皆さんは大技を撃った隙を狙って、一気に決めて下さい。」
ケビンが決意の表情で提案した。
「ケビンさん、防げるんですか?”神”の力を借りた一撃を。」
「ハハ………”聖痕”の力、舐めとったらあかんで。おぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
そしてリタに尋ねられたケビンは苦笑した後、聖痕の力をその身に纏い
「我が右手に有りし星の杯よ、天より授かりし輝きをもって我らが盾となれ…………グラールスフィア!!」
聖痕の力によって強化した法術で結界をドーム型に展開した!そしてケビンの行動を見たマリーニャ達はそれぞれ大技の構えをしたその時、レクシュミはSクラフトを解き放った!
「この一撃で全てを決める!水巫女の神剣!!」
レクシュミが解き放った”水の巫女”の力を武器に宿らせ、強烈な一撃を放つ奥義―――水巫女の神剣はケビンが展開した結界とぶつかった!
「グッ!?」
レクシュミが解き放った巨大な水の剣は結界を貫こうとし、結界を維持している術者であるケビンに強い衝撃が与えられ、ケビンは一瞬怯んだが
「おぉぉぉぉぉぉ―――――――――――ッ!!」
ケビンは聖痕の力をより一層高め、両手で”星杯”が描かれたロケットを持って結界の強度をより一層上げると共にすざましい衝撃波を解き放った!すると巨大な水の剣を弾き飛ばした!
「何っ!?」
弾き飛ばされた自分の大技を見たレクシュミは目を見開いて驚き
「へっ…………見たか……………」
力を使い果たしたケビンは地面に倒れ、戦闘不能になった!
「後はあたし達に任せて!抑えきれない激情が私を包む!!」
そしてマリーニャは全身に闘気を纏い
「それっ!!」
懐から短剣を数本出し、投擲した!
「甘い!!」
しかしレクシュミは武器を振るって短剣を撃ち落した。しかし
「奥義!」
「なっ!ガッ!?」
マリーニャは神速でレクシュミに近づき、レクシュミを何度も蹴り上げ、宙に浮かせた後、闘気による竜巻を発生させ、レクシュミを空へと舞いあげ
「サプライズホーン!!」
「グッ!?この程度………!」
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