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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第91話
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「なっ………身体が………!うっ!?」

パズモが放ったアーツによって身体が引き寄せられ、アムドシアスが放った高位のアーツに命中し、さらに呻いた!

「レイ=ルーン!!」

隙を見逃さないかのようにレシェンテは次の魔術を放ち

「クッ………!」

レシェンテの魔術に気づいた白銀公は両手で自分の目の前に簡易結界を展開して防御しようとしたが、レシェンテの魔術は簡易結界を容易に破壊し、白銀公を襲った!

「ああっ!?クッ………まさか一角公や冥門公以外にこれほどの魔力を持つ者が”神殺し”と共にいるとは……………ですが………私もそう簡単には負けません!」

白銀公はダメージに呻きながらも弓技や魔術を駆使して戦ったが弓技はアムドシアスに相殺され、魔術はレシェンテの魔術によって呑みこまれると共にパズモが放つ魔術やアーツに命中し、一方的に圧され続けていた。

「………っ………どうやら分散した時点で私の負けだったようですね………ですがせめて一矢は報いさせてもらいます。我が奥義………受けてみなさい!!」

白銀公は傷つき、痛む身体で表情を歪めながらアムドシアスを睨んだ後、すざましい魔力が籠った矢を空へと放った!すると魔力の矢は無数の光の矢に分散してアムドシアス達に襲い掛かった!

「ええい、鬱陶しい!!」

「フッ………力の違いを見せてやろう!」

それを見たアムドシアスは自分達の頭上に魔術―――二つ回廊の轟雷を放ち、電撃の大爆発によって自分達に襲い掛かる光の矢を相殺し、レシェンテは不敵な笑みを浮かべた後詠唱を開始した!しかしその時、いくつかの光の矢はアムドシアス達を襲わず、アムドシアス達を囲むように地面に刺さり、矢はそれぞれすざましい光を放ち始めた!

(させない!………聖なる力よ………私達に真なる守りの加護を!防護の神域!!)

光を放ち始める矢を見たパズモがSクラフト―――防護の神域を放って自分達に絶対障壁を貼ったその時!

「アスタニッシュグリッツ!!」

地面に刺さった矢は一斉に輝き出した後、巨大な魔力の柱がアムドシアス達を呑みこむと共に天をも貫くかの如く、上がって行った!そして光が晴れるとそこには無傷のアムドシアス達がいた!

「なっ!?……………フフ………まさか私の奥義が小さき精霊に防がれるとは思いませんでした…………」

白銀公は自分が放ったSクラフト―――アスタニッシュグリッツが防がれた事に驚き、そして防いだ者であるパズモを見つめて静かな笑みを浮かべたその時!

「天光満る所に我はあり 黄泉の門開くところに汝あり!出でよ!神の雷!」

詠唱を終えたレシェンテによって天よりすざましい雷を帯びた巨大な大剣が現れ

「インディグネイト・ジャッジメント!!」

白銀公の
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