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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第90話
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空の勇士が放った一撃はあまりにもすざましく、ガードした瞬間吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられようとしたが

「たぁっ!!」

空中でなんとか体制を立て直し

「ペルル、次は同時攻撃よ!」

「うん!」

ペルルと共に空の勇士へと突進し

「えい!スパイラルフレア!!」

「そこだよ!フレアバタフライ!!」

突進しながら同時にアーツを放った!

「ハアッ!」

しかし空の勇士はアーツによって発生した炎の衝撃波や槍を回避した。

「エアリアル!!ハァァァァァ………剛震撃!!」

「エアリアル!!超!ねこパンチ……奥義!!」

そこに2人は再びオーブメントを駆動させた後、空の勇士を挟み込んで同時に竜巻を発生させるアーツを放った後、強烈な一撃を放つクラフトを放った!

「甘いわ!!」

しかし空の勇士はなんと、翼に術を無効化する力を宿して羽ばたかせ、衝撃波として放つクラフト――――破術の羽ばたきで竜巻を打ち消した後、挟み撃ちにして放って来た2人の技をそれぞれ片手で受け止めた!

「なっ!?」

「嘘!?」

「この程度で儂を押さえつけられると……思うなあっ!!」

攻撃を受け止められた2人は驚いた。そして空の勇士は受け止めている2人の武器を利用して2人を地面に向かって投擲した!投擲された2人は再び空中で立て直そうとしたが

「雲居より轟く天の雷……今こそ落ちよ!!」

空の勇士は天より大地をも震わせる雷を召喚するSクラフト―――龍雷・招聘を2人に放った!

「「キャァァァァァァッ!?」」

強烈な雷をその身に受けた2人は悲鳴を上げた後、地面に落ちて行き

「くぅ………」

「あう……」

落ちて行った2人は地面に倒れて呻き、戦闘不能状態になっていた!



「裁きを受けよ!贖罪の光霞!!」

一方シュヴェルトライテは2人が戦っている間に詠唱を終えた高位の魔術を空の勇士に放ったが

「甘いわ!!」

対する空の勇士は再びクラフト――――破術の羽ばたきで無効化し

「ハアッ!!」

クラフト―――加速襲撃でシュヴェルトライテに強襲して来た!

「……………」

しかしシュヴェルトライテは冷静な表情で身体をわずかに横に傾けて回避をし

「荒ぶる神の雷よ………いざ、戦場に来たれっ!!」

空より神の雷を呼び寄せ、戦場に駆け巡らせるクラフト―――アングリアハンマーを放った!

「ガッ!?」

強烈な雷が引き起こした衝撃波を受けてしまった空の勇士はダメージを受けると共に怯み

「消え去るがいい………!!」

その隙を狙ったシュヴェルトライテが最上位の神聖魔術を込めた衝撃波を縦に貫くクラフト――――神極突
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