第89話
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星芒よ!我が呼びかけに応え、今こそ我等を護りたまえ!オリンポスの星護壁!!」
アビルースが放った禁術にしてSクラフト―――暗黒遊星召喚により発生し、自分達に落下して来た遊星を見たサティアは大結界を貼って受け止め
(セリカよ!遊星には遊星だの!)
(ああ。……エクリア、マリーニャ、シュリ、サリア、レシェンテ。)
一方ハイシェラの念話に頷いたセリカは後方で戦っているエクリア達に念話を送り
「(承りました!)みんな、準備はいい?」
セリカの念話に頷いたエクリアはマリーニャ達に振り向いた。
「ええ!」
「はい!」
「はいです〜!」
「うむ!」
「へ??一体何を………」
エクリアの言葉にそれぞれ頷いた後同時に祈り始めたマリーニャ達を上空から見て気づいたエステルが首を傾げたその時!
「名も無き星よ………今こそ汝に名を与えよう…………汝の名は………”メギド”………!!」
エクリア達の祈りにより、膨大な魔力を得たセリカによって、天高くに巨大な遊星が現れた!
「な、な、なっ………!?」
(馬鹿な!”遊星”の召喚だと!?ありえん………!)
「オイオイオイオイオイ!?”星”を召喚なんて……そんなんありかいな!?」
”使徒”達の強き信仰心によって得た力で”遊星”を召喚するセリカのSクラフト―――メギド召喚を見たエステルは口をパクパクさせ、エステルの身体の中にいたサエラブは驚愕し、ケビンは信じられない表情でセリカに視線を向けた。そしてセリカによって召喚された遊星―――メギドはアビルースが召喚した遊星と衝突し、超越した爆発を起こした!
「クッ…………!?」
超越した爆発によって起きた衝撃はサティアの大結界にも罅を入れ始め、術者であるサティアにも衝撃を与えたが、サティアは唇を噛みしめながら耐えて結界の維持をした。そして爆発が収まり、煙が晴れるとそこには
「ひひっ………女神………なんという力……美しさ………全て…………私………の………もの………」
「んなっ!?あの爆発に巻き込まれて生きているなんて、どんだけの執念やねん!?」
なんと虫の息でありながらもボロボロの状態で立っているアビルースが呪詛のように呟き、生存しているアビルースを見たケビンは信じられない表情をした。
「―――決着だ、アビルース。行くぞ、サティア。」
「うん。―――堕ちた人よ……貴方の罪を今こそ我が天秤にて裁きましょう………」
そしてセリカはサティアに呼びかけ、呼びかけられたサティアは決意の表情で頷いた後静かな表情で武器を構え、そして!
「共に行くぞ、サティア!」
「うん………!」
2人は剣を握っていないお互いの手を強く握った。するとお互いが持
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