暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第89話
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「……わかった。殲鋼!双肢乱!!」

2人の言葉を聞いたセリカは飛燕剣を放ってアビルースへと続く道を防いでいる異形の生物達を滅した後、アビルースに向かい

「私も行くわ……!」

「我も行くぞ!この我を封じた恨み……今こそ晴らしてくれる!」

「お師範様………………!」

(ペルル………)

セリカに続くようにサティア、アムドシアス、ペルル、パズモもセリカを追って行った。アビルースに向かって行くセリカ達に気づいた異形の生物達はセリカ達を襲おうとしたが

「セリカ達の邪魔はさせぬぞ!氷垢螺の絶対凍結!!」

「魔力放出!ルン=アウエラ!!」

「あっち行って下さ〜い!アウエラの裁き〜!!」

レシェンテ、エクリア、サリアが次々と魔術を放って滅した。

「ねえ、ナベリウス。前から考えていた”アレ”ができるか、今試そう?”アレ”を試す絶好の機会だし。」

「ん…………」

一方リタはナベリウスに呼びかけた後、2人は同時に詠唱を開始した!

「「魂の終着点たる冥き門よ………今、開かれん………!!」」

2人が詠唱を終えると2人の背後に”冥き途”の大門が現れてゆっくりと門は開き

「「魂達よ………安息の地を荒らす者達に制裁を!」」

大門は開くと、そこには霊体、不死者の軍勢が現れ

「ゾキウ………みんなと一緒に…………」

「みんな!思う存分暴れなさい!」

「――――――!!」

「オォォォ――――ッ!」

ナベリウスとリタが指示をすると、不死者や霊体達を率いる将――――ゾキウが剣を敵達に向けると不死者や霊体達は唸り声を上げながら異形の生物達に次々と襲い掛かり、さらに魔術を放って、仲間達の能力を上昇させた。

「クカカカカカッ!さあて…………全部壊してやるぜ!はっ!ふんっ!おらおらおらぁ〜っ!うおりぁぁぁ〜っ!!」

「ハハハハハハハッ!”凶戦士(ベルセルガー)オルランド”の”業”………テメエらにも教えてやるぜ!さあ………始めるとしようか!ウオラアアアアアッ!!テメエらもこっちに来いや―――ッ!ベルセルガー!!」

不死者や霊体達が次々と異形の生物達に襲い掛かっている中にはなんと”痩せ狼”ヴァルターや”闘神”バルデルの姿もあり、2人は自分の近くにいる”猟兵王”と共に暴れ、すざましい勢いで敵達を滅していた!

「あれ?確かあの人って………」

ヴァルターに気づいたリタは首を傾げ

「んなっ!?」

「ヴァ、ヴァルター!?なんであいつがいるのよ!?」

ケビンは驚き、エステルは信じられない表情で異形の生物達を次々と滅しているヴァルターを見つめていた。

「……最近………来た…………いつも………暴れて………うるさい………だから………毎回………
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ