第88話
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〜狭間の宮殿〜
神々の牢獄にして処刑場――――”狭間の宮殿”。そこは処刑された神々が遺した怨念によって生み出された強力な魔獣、不死者、霊体、創造体、そして先代文明より遺されている魔導人形―――現れる敵達はどの敵も強敵揃いで出会えば苦戦は必須の敵達であった為、セリカ達は協力して、戦っていた。
「雷光!紅燐剣!!」
「喰らえ!白露の鎌撃!!」
「行っくよ〜!それっ!!」
「ふふーん……乱れ斬り!!」
「ハァァァァ……旋雷輪!!」
最前線ではセリカ、リタ、ペルル、マリーニャ、エステルが戦い
「道を切り開くわ!贖罪の光霞!!」
(罪を裁く雷よ……顕れよ!贖罪の雷!!)
「最高の位置!ユン=ステリナル!!」
「セリカ様……!御力を……!セナケリプの雷!!」
「消えるのじゃ!二つ回廊の轟雷!!」
「えーい!イオ=ルーン〜!!」
「きらーん……滅びの暗礁壁………」
後方からはサティア、パズモ、エクリア、シュリ、レシェンテ、サリア、ナベリウスが次々と魔術を放って敵達を薙ぎ払って行き
「あぁぁぁ、美しい!二連制圧射撃!!」
「そらっ!まだまだあるで!!」
エクリア達が魔術を放ち終え、次に放つ魔術の詠唱を開始し始めると今度はアムドシアスが矢を雨のように降り注がせ、ケビンはボウガンから矢を次々と放って敵達を怯ませた。
「………!」
順調に敵達を倒していたセリカだったが、それでも敵の攻撃は激しく、傷を負ってしまい
「クッ……!?」
”霊体”であるリタも敵達の多種多様の攻撃を受けて、傷を負い
「いやー!?」
「あう!?」
マリーニャとエステルは敵の攻撃の激しさに耐えきれず、大ダメージを受けて吹っ飛ばされた。
「…………」
吹っ飛ばされたマリーニャ達に気づいた魔導人形達は止めを刺すかのように一斉に魔導エネルギーを放った!
「やばっ!?」
「クッ……!」
敵の一斉砲撃に気づいたマリーニャとエステルは回避行動に移ろうとしたが、まだ回復しきっていない身体はうまく動けず、焦ったその時!
「ハアッ!!」
セリカはマリーニャの前に飛び込んで膨大な魔力や闘気を込めた剣でエネルギーを切り裂き
「やらせない!」
サティアはエステルにドーム型の結界を貼って攻撃を防ぎ
「皆さん!今、回復します!大いなる癒しの風!!」
「我が美しき調べ……とくと聞くがいい!!」
「今、助けたる!そらっ!!」
シュリとアムドシアス、ケビンがそれぞれ治癒の魔術や技を放って、セリカ達の傷を回復した。シュリ達の行動を見た魔導人形達はシュリ達に目標を変えて、エ
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