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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第70話
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なるわね……」
「兄様、一体どんな方法でエーデルさんを助けられたのですか?」
エーデルの様子を見て呟いたクロチルダとセリーヌの言葉を聞いてある事が気になったエリゼはリィンに尋ね
「そ、それは……」
「?どうしてそこで口ごもるのですか?」
「―――!…………兄様?どうして答えられないのですか??」
「…………」
大量の冷や汗をかいて口ごもるリィンの様子をエリスは不思議そうな表情で見つめ、リィンの様子を見て何かを察したエリゼは膨大な威圧を纏って微笑み始め、それを見たリィンは大量の冷や汗をかき始め
「姉様……?―――!に・い・さ・ま〜〜??」
「………リィン?まさかとは思うけど、私達が想像している方法じゃないわよね??」
エリスはエリゼの様子を見て首を傾げたがすぐにある事を察するとエリゼのように膨大な威圧を纏って微笑み始め、アリサも続くように膨大な威圧を纏って微笑み始めた。
「うふふ、あの様子だとそろそろバレるでしょうね♪」
「まあ、今までのパターンを考えたらね……」
「ハア…………そして今までのパターンからして、エーデルさんもセレーネやアリサさん達と”同じ状況”になった可能性が高いでしょうね。」
一方リィンの様子を見守りながらからかいの表情で呟いたレンの言葉を聞いたプリネは苦笑し、ツーヤは疲れた表情で溜息を吐き
「フッ、相変わらずこういう時に限って奴の隠し事はあまりにも露骨にわかりやすすぎるな。」
「フフッ、逆に考えればすぐに新しい女性を増やした事が判明する事になるのですから、ある意味その方がいいかもしれませんわね。」
「…………ッ!?(なに……?この悪寒は……!何でこんなにも嫌な予感がするの……!?)ガタガタブルブル……!」
レーヴェは静かな笑みを浮かべ、シグルーンは苦笑し、突如悪寒を感じたエヴリーヌは表情を青褪めさせて身体を震わせ始めた。
「………………パント殿。”彼女の今の種族”に気付いていますか?」
「…………ええ。目の前の彼女は”人間ではなく、完全な魔族です。”」
「エーデルさんもそうですが、リィンさんもその事について気付いておられるのでしょうか……?」
リアンヌとパントは重々しい様子を纏ってエーデルを見つめ、ルイーズは心配そうな表情でエーデルとリィンを見つめていた。
「これでエーデル部長は助けられましたけど……エーデル部長はどうしましょうか?また新しい拠点が見つかったら移動する事になって、最終的には全員でヨアヒムに挑む事になりますし……」
「えっと……パトリック達がいた所に待機してもらったらどうかな?」
セレーネの疑問を聞いたエリオットは提案し
「確かにあそこなら安全でちょうどいい
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