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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第68話
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あのような幻術はしてこなかったのに、何故……!?」

「……恐らく”グノーシス”で自身を強化した事によって、奴の奇術にも影響が出たのだろう。」

見覚えのある竜を見たツーヤとプリネは驚き、レーヴェは目を細めてブルブランの術を分析した。



「さあ、美しく灰になるがいい!ハハハハハハッ!!」

「――――――!!」

ブルブランのSクラフト―――マジックドラゴンによって召喚された竜はプリネ達目掛けて灼熱の炎を解き放った!

「―――アムドシアス!」

「わかっている!!」

自分達の襲い掛かる炎を見たプリネとアムドシアスはそれぞれ結界を展開して襲い掛かる炎から、自分や仲間達を守り始めた。



「ハハハハハハッ!いつまで持つかな!?」

「絶対に防ぎきって見せます……!」

「我が美しき魔力を甘く見ないでもらおう!」

その様子を見ていたブルブランは高々と笑い、プリネとアムドシアスは結界の維持に集中していた。

「――――竜には竜です!本物の”竜の息吹(ドラゴンブレス)”、見せてあげましょう!ハァァァァァァ…………――――グオオオオオオオオ――――ッ!!」

するとその時ツーヤが竜化し

「女王氷金剛破砕撃 (クイーンダイヤモンドアイスバースト)!!」

猛吹雪のドラゴンブレスを放ち、ブルブランが召喚した竜のドラゴンブレスを圧し始めた!

「何ッ!?フフッ、いいだろう……!偽物と本物の対決と行こうではないか……!」

「――――――!」

それを見たブルブランは驚いた後口元に笑みを浮かべて召喚している竜に自身の力を送り続け、竜が放ち続けるブレスの威力を高めた。



「ハァァァァァ―――――ッ!!」

そしてツーヤは自身が放ち続けるブレスの威力を高めた。すると徐々にツーヤが放ち続けるブレスが圧し、ついには圧し勝ち、竜とブルブランに命中した!

「―――――!?」

「うおおおおおおおおおっ!?」

ツーヤが放ち続ける竜の息吹(ドラゴンブレス)を受けたブルブランによって具現化した竜は消滅し、更にブルブランは大ダメージを受けて怯むと共に、猛吹雪のブレスを受けた事によって全身が凍結した!

「行くわよ、レーヴェ!」

「ああ!心の痛みを知れっ………!ハァッ!」

するとその瞬間、プリネの呼びかけに頷いたレーヴェが一瞬でブルブランに詰め寄って無数の斬撃を叩き込むと同時にブルブランの背後へと駆け抜け

「闇に呑まれなさい!」

レーヴェが駆け抜けるとプリネはブルブランを魔術による暗黒の球体で包み込み、その後武器を構え、そしてレーヴェと共に突撃し、プリネは左上から右下に、レーヴェは右上から左下にクロスに斬った!



「「奥義!ヴェンジ
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