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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第67話
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ういう事、それ。」

「ま、まさか他にも亡霊がいるの!?」

ブルブランの言葉が気になったフィーは警戒の表情で周囲を見回し、アリサは不安そうな表情で尋ねた。するとその時

「!前から誰か来るぞ……!」

「ええ……!しかもこの霊圧は……!」

気配を感じたリィンが仲間達に警告し、ある事に気付いたセリーヌが目を細めた。そしてリィン達が前方を見つめると、何とまだ見つかっていなかった貴族連合に誘拐された貴族生徒――――エーデル・ブルーメがリィン達に近づいてきた!



「ええっ!?あ、あの人は……!」

「エーデル部長……!」

「よかった、見つかって……エーデル部長!助けに来ましたわ!」

エーデルの登場にツーヤは驚き、フィーは目を見開き、セレーネが明るい表情で声を掛けたが

「ま、待ってください!エーデル先輩から感じるこの霊圧は……!」

「…………やっぱり、レンの思っていた通り”既に人じゃなくなっているわね。”」

ある事に気付いたエマがリィン達に警告し、レンが複雑そうな表情で呟いた。



「ウゥゥ…………ッ!」

するとその時エーデルは頭を抱えて唸り声を上げ

「エーデル部長!?大丈夫ですか!?」

「もしかして頭が痛いの?」

エーデルの様子を見たセレーネとフィーは心配そうな表情で声を掛け

「!!まさか……!?」

「いけない……!魔人と化しますわ……!」

ある事に気付いたリィンとシャロンが血相を変えたその時!

「アアアアアアアァァァァァ―――――ッ!!」

何とエーデルは魔人化(デモナイズ)したレンやティオのように髪は銀色に、瞳は真紅へと変わった!”グノーシス”による”魔人化(デモナイズ)”で魔人と化したエーデルからは膨大な瘴気がさらけ出され、エーデルの真紅の瞳は狂気を宿しており、膨大な殺気をリィン達に向けていた!



「エ、エーデル部長がお兄様やレン姫のように……!」

「戦闘能力未知数…………!しかもエーデル部長から感じるこの”力”、団長クラス……!?」

「……ッ!」

「よりにもよってレンやティオさんと同じ魔人化(デモナイズ)ですか……!」

「それもただの魔人化(デモナイズ)じゃないわ!彼女から感じるこの膨大な霊力(マナ)はもはや”魔王”クラスと言ってもおかしくないわよ!?」

「……確かにな。エヴリーヌ程ではないとはいえ、目の前のブルーメは”魔神”同等の力を秘めているな。」

「ええ……そうなるとヨアヒムが”グノーシス”で目の前のお姉さんをレンやティオ以上に仕立て上げたって事は、ヨアヒム自身も前とは比べものにならないくらい相当強化されているのでしょうね。」

魔人化(デモナイズ)したエーデルを見たセレ
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