暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第65話
[1/8]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
探索の最中に襲い掛かって来る魔獣達を撃退し、仕掛けを解いたリィン達が先に進んで行くと何かの紋章が描かれた壁の前に来た。



〜ジュライロッジ〜



「この紋章は一体……?」

「”眼”のようにも見えますが……」

紋章を見たルイーズは眉を顰め、エリスは不安そうな表情で呟いた。

「――――”D∴G教団”の紋章です。」

「ええっ!?こ、この紋章が……!?」

「……6年前の事件の資料にあったのと同じね。」

エリゼの答えを聞いたエリオットは驚き、サラ教官は真剣な表情で呟いた。



「ど、道理で不気味な訳だ……それにしてもあんな不気味な紋章だと周りが不気味なせいもあって”何か”が出て来そうで気味が悪いな……」

「ちょっ、マキアス〜!それって”フラグ”になるから言わないでよ〜!」

そしてマキアスの言葉を聞いたミリアムが文句を言ったその時、紋章は妖しい紅色の光を放った!

「へ。」

「まさか罠か……!?」

「!この霊圧は……!」

「”魔”に属する霊圧……!」

「―――召喚陣!?構えなさい!”魔”に属する連中が召喚されるわよ!」

それを見たマキアスは呆け、リィンは厳しい表情で身構え、何かに気付いたパントとルイーズは気を引き締め、地面に現れた魔法陣らしきものを見たセリーヌはリィン達に警告をした。すると悪魔らしき魔物が3体現れた!



「「「――――――!!」」」

「あ、あわわわわっ!?で、出た……!」

「こ、これは……!」

「あ、悪魔……!?」

「やはりこの一帯が異界と化しているわね……!」

「おい……」

「マキアスが余計な事を言ったせいで、出て来たじゃないか〜!」

「ま、まあまあ……出て来るタイミングがたまたま一致しただけだと思いますわよ?」

咆哮をあげた悪魔達を見たエリオットは慌て、ガイウスは目を見開き、エリスは不安そうな表情をし、セリーヌは厳しい表情で呟き、それぞれ攻めるような視線でマキアスを見つめるユーシスとミリアムをセレーネは苦笑しながら諌めようとし

「ぐ、偶然だ!偶然!僕のせいじゃないぞ!?クソッ!誰がこんな紛らわしくなるような仕業をしたんだ!?」

「十中八九ヨアヒムの仕業でしょうけど、幾ら何でもお約束過ぎるでしょう……」

視線を向けられたマキアスは疲れた表情で答え、サラ教官は呆れた表情で呟いた。

「――――来るぞ!迎撃開始!」

そしてリィンの号令を合図に戦闘を開始し、協力して悪魔達を撃破した。



「何とか勝てましたね……」

「お、終わった〜。」

戦闘を終えたエリスとエリオットはそれぞれ安堵の表情で呟いた。するとその時紋章があった部分の壁が動き、奥
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ