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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第64話
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はさすがにありえ……って、確かによく考えてみれば”劫炎”は死んだから”執行者最強”はレオンになるわね。」

「……別にあいつが破壊しなくても、エヴリーヌでも破壊できたし。」

「ま、まあまあ………誰が破壊してもいいではないですか、お姉様。」

崩壊した結界を見たフィーとエリスは驚き、微笑みながら呟いたシャロンの言葉を聞いて眉をひそめたがすぐにある事に気付いたクロチルダは苦笑し、レーヴェが活躍した事に不満げな様子でいるエヴリーヌをプリネは苦笑しながら諌めていた。

「今よ――――全員、突入!!」

「おおっ!!」

サラ教官の号令を合図に全員はジュライロッジに突入した!



「この”風”は……!」

「……やはりここもノルド高原の石切場や”精霊窟”の時同様上位三属性が働いていますね。」

「ええ……”あの時”と一緒よ。」

ロッジ内に突入して何かに気付いたガイウスは目を見開き、エマの言葉にレンは真剣な表情で頷いた。

「”あの時”、ですか……?」

「レンさん、それってもしかして”太陽の砦”の時での事ですか?」

レンの言葉を聞いたエリスは首を傾げ、ツーヤは真剣な表情で尋ねた。



「ええ、そうよ。ロイドお兄さん達やエステル達と一緒にヨアヒムが潜伏している”太陽の砦”に感じた気配と全く同じよ。この様子だと”太陽の砦”の時同様”悪魔”やゼムリア大陸にとっては”得体のしれない魔獣”がいるでしょうね。」

「そうね……それ所かひょっとしたら”影の国”で出て来た”魔物”や悪魔も出て来るかもしれないわね……」

「え、”得体の知れない魔獣”に加えて”影の国”とかいう所で出て来た”魔物”ってどんな相手なんだろう……」

「………どうやらこの先は一筋縄では行かないみたいだな。」

「より一層気を引き締める必要がありますね。」

「キャハッ♪それなら歯ごたえの奴もいるだろうから、楽しめそうだね♪」

レンとプリネの推測を聞いたエリオットは不安そうな表情をし、ラウラとルイーズは真剣な表情で呟き、エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべ

「……しかも冥界の霊圧も混じっているから、下手したら”死者”達も出てくるかもしれないわね。」

「ええっ!?そ、それって……!」

「ま、ままままま、まさかとは思うがカレル離宮の時みたいに領邦軍の亡霊も現れるって事か!?」

「あわわわわわっ!?それじゃあまたローエングリン城の時みたいに、攻撃がすり抜けるの〜!?」

「フン、こちらには悪魔にも亡霊にも効く武器がある上、奴等との戦いも異世界での”特別実習”で十分学んでいる。今更臆する必要はあるまい。」

「ちなみに以前カレイジャスでレン姫がミリアムさんに渡された武具には”退魔”の効果が秘めら
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