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全ては我が趣の為に
Fate/hentai
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な!?」

「おのれ変態め、ここまで非道だったとは!」

「非道?バカを言うな。
私が歩む道は全て清道。まぁ君には言ってもわからないだろう。
脱ぎたてにおける生暖かいこの感触。女性下着特有の滑らかな生地。
そしてこの中央部分の”ズキューン!”で”チュドオォォン!”の痕跡。
まさに芸術としかいいようのないコントラストな脱ぎたてパンツ!」

「あ、あ、アーチャー……ぐすっ」

「り、凜!泣くな!私が何とかしてやる!
だから安心して待っていろ!」

「ぐすっ…うん」

「その意気込みは誉めてやろう。
しかしながら終わりの時間になってしまったようだ」

「逃がすと思っているのかね?
弓兵としての私から逃げられると思っているのなら、思い上がりと言うものだ」

「追ってこれるのなら来てみると良いでしょう。
ではアデュー」

「くっ!」「ひゃっ!」

激しい風が吹き、ヴァリオット・ゲイザーはその場から姿を消した。
凜は捲れそうになったスカートを押さえて赤くなり、アーチャーは反射的に目をそらした。

「すまない、凜。
どうやら逃がしてしまったらしい」

「気にしないで良いわよ……次あったら容赦しな………あ、アーチャー…アンタその手に持ってるのって…!」

「む?…なっ、違うぞ凜!私は別に君のパンツに興味は無くてだな!」

「良いから返しなさいよバカァ!!」

「ぐぼぁっは!!」

いつの間にか、ボロボロだった校庭は綺麗になっており、二人は魔術の到達点である魔法ではないかと疑う。そして今回の被害者、遠阪凜は 次に会うことがあれば確実に仕留めると決意を新たにするのだった。
因みに今日は日曜日。翌日に会えるのだから、そのうっかりを指摘してきたアーチャーが、また理不尽に殴られるのは言うまでもない。

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