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研究所にて
サトシ達は朝食後に着替え等を済ませ、
シルフの張り込み調査をする為の
作戦を練っていた。
サトシ:「ヒロシっ、張り込みで
一番大切な事って何だ?」
ヒロシ:「そうだなー、、。
監視する場所や目的の建物、
時間や期間によって様々だから
一概には言えないけど、シルフを監視するなら
先ず最低人数は2人。そして、
散らばるんじゃなくて一ヶ所に集まり
時間交代で監視する。、、ってのが
一番いいかな。」
ヒカリ:「じゃあ3人で行動するのね!?」
サトシ:「でも、シルフは出入り口が
表と裏の二つあるぜ?二手に
分かれた方がいいんじゃないか?」
ヒロシ:「いや、今日は3人で行動しよう。
別にサトシ達の事を下に見てる訳じゃ
ないけど、多分張り込みは初めてだろ?
状況に応じて色々とアドバイス出来る事が
あるかも知れないから、先ず今日は
3人でもいいかな?」
サトシ:「そうか、わかった!
アドバイス頼むぜヒロシ!」
ヒカリ:「色々と教えてね!」
ヒロシ:「ああ!じゃあ、先ず
張り込む場所だけど、、、」
サトシ達が作戦会議をしていると、、
ガチャッ
カツラ:「みんなちょっと」
カツラが現れた。
サトシ:「カツラさん。
上のスーパーにでも行ってきたんですか?」
カツラ:「いや、、、君らに良い報告がある」
サトシ:「え?」
ヒロシ:「いい報告ですか?」
ヒカリ:「わーいなんだろー!」
カツラ:「ふむ、、、さぁ、入っとくれ。」
三人:「?」
カツラがドアの横に立つと、誰かが入ってきた。
スゥッ
コジロウ:「、、おじゃましま〜っす。」
三人:「コジロウ!」
研究所に入ってきたのは
リュックを背負ったコジロウだった。
コジロウ:「お前ら、いいとこに
研究所作ったな!」
サトシ:「どうしたんだよコジロウっ、
何かあったのか?」
コジロウ:「フフンッ、、、実は、
お前らに”とっておきの物”を持ってきたのさ!」
ヒカリ:「とっておきの物?」
ヒロシ:「それは、そのリュックの中に
入ってるのかい?」
コジロウ:「ああそうだ!見たいか?見たいか?」
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