起
[前書き]
[8]前話 [1]本文
・・・そこに書かれていたのは全て老婆の筆跡のものであった。
「臨時ボーナスが入る 昔飼っていたペットについての記憶」
「正博さんと付き合う ピアノを習っていた時の記憶」
ぺらぺらとページをめくっていく度に、自分の知らない自分が現れる。
―もう私は私ではないのか。 老婆はそう思う。
それと同時に、それでは私は誰なのか、といった疑問も浮かんでは消えていった。
もうすぐ、日が沈む。
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