6部分:第六章
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に辛いことになります。しかもそれで失業したり退学すれば本人をさらに責めるでしょう。家族の中でも孤立させるのです。
それと共に坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの論理です。岩清水にはこの感情も非常に強くあります。
責める時に家族も平気で巻き込むのはこの感情とそしてそれが非常に効果的だからです。相手を追い詰めるには相手一人だけではなく周りも巻き込む、そうした非道な戦略を笑いながら執ることができます。
その時に自宅前でも学校や職場の前でも抗議活動を行いますがそれもまた周囲を巻き込むことを意図しています。近所の人や友人やそうした人達からも責められる、それまで笑顔を向けてくれた人にまで糾弾されます。岩清水一人に悪事を糾弾されるだけでは済まずにです。そのうえで攻撃するのです。
この際に警察は何をしているのだと思われる方がいるでしょう。実際に自宅や学校前まで来るというのは間違いなくアンフェアです。それどころか犯罪であります。ですが岩清水は邪悪な人間なのです。そして非常に奸智に長けています。その抗議の際に同志達に連絡をして所轄の警察に抗議活動を行います。とあるテロ支援国家の出先機関の抗議で警察署や官公庁に集中豪雨的な抗議をして通常業務すらできないまでにして黙らせるというやり方があります。岩清水はそれを行っているのです。同志達はいじめに対して怒る人間達です。悪を糾弾するとアジテートしそのうえで同志達を作りそのうえで活動を行っています。これはネット等で人を呼び掛けています。
そうして責めていきます。人は悪を糾弾することもまた好みます。人には良心があるからです。
岩清水は人に良心があることを熟知しています。そのうえで相手を攻撃していきますが同志を作ることもしています。一人では何をするにも限度がありますがそれでも同志達を手に入れそのうえで集中攻撃を浴びせるのです。どんな屈強な男でも取り囲んで集中的な抗議を浴びせればそれで折れます。折れたら後は徹底的に叩き潰すだけです。そこには微塵の情も容赦もありません。
責めて責めて責め抜いていきます。ネットでの実況放送や個人情報を公にしたりもしていきます。そうして次から次に責めていきます。相手を破滅どころか生命的に死ぬまで行います。
岩清水はここからが恐ろしいまでに残忍なのですが彼は相手が死んでも攻撃を止めはしません。死体に鞭打つという言葉通り相手の葬式の場に出て祝賀会を開いたりもします。相手が死んだことにその遺族の前で万歳三唱するのです。自分が殺したも同じその相手の前で、です。そのうえで悪がまた一つ滅んだのだと言うのです。
死んでも許しはしません。そしてネットで悪は滅んだ、と喧伝します。過去の悪事も一緒に載せたうえで、です。これが岩清水の行動です。ネットや現実、そしてありとあらゆる謀略を駆使して相手を完全に破滅させ死ん
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