暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜援軍の鼓動〜
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僕らが崇める”空の女神”なんだよね♪」
「しかもエイドスさん”達”という事はエイドスに加えてアドルさん達やケビンさん達どころか、まさかとは思いますがエステルさん達も一緒にエレボニアに行くんですか?」
説明を聞き終えたロイドは口をパクパクさせ、表情を引き攣らせて呟いたエリィの言葉を聞いたワジは笑顔を浮かべ、ティオは疲れた表情で尋ねた。
「ええ、勿論エステルさん達も一緒ですよ。エステルさん達も皆さんと一緒にヨアヒム討伐を行ったのですから。ちなみにヴァイスさんからも既に許可を頂いていますから、このまま私と一緒にエレボニアに向かっても大丈夫ですよ♪」
「す、既に局長―――いえ、ヴァイスハイト陛下とも話をつけていたのですか……」
「やれやれ……突拍子もない事をする時に限って手際がいいのも相変わらずだな。」
エイドスの答えを聞いたノエルが表情を引き攣らせている中、ツァイトは呆れた表情で溜息を吐いた。
「話を戻すけど……今、エレボニアはヨアヒム・ギュンターによって発生させられた問題を解決する為に既に問題解決に向けて動いているわ。」
「え………」
「あの野郎は一体何を仕出かしたんスか?」
ルフィナの話を聞いたエリィは呆け、ランディは真剣な表情で尋ねた。そして二人はエレボニアの状況を説明した。
「なっ!?ヨアヒムはキーアちゃんを手に入れるだけの為に関係のないリベールまで巻き込もうとしているんですか!?」
「「………………」」
「キーア…………」
事情を聞き終えたノエルは驚き、それぞれ辛そうな表情で黙り込んでいるキーア達をティオは心配そうな表情で見つめ
「ちなみにリベール王国はその事について知っているのでしょうか?」
ロイドは真剣な表情で質問をした。
「レクター少尉の話ではリウイ陛下の手配によってオリヴァルト皇子を含めたエレボニア皇家の方々が事情の説明の為にリベールの王都―――グランセルに向かったとの事だすから、恐らくリベールも既に知っていると思うわ。」
「リウイ陛下がですか!?」
「へえ?ちょっと前まで戦争をしていた相手の為に、メンフィルがよくそこまでしてくれたね。」
「リウイお義兄様の真意はわからないけど、オリヴァルト殿下達がリベールに事情を説明する事で少なくてもユミル襲撃の時のように戦争勃発までは発展しないでしょうね。」
ルフィナの話を聞いたロイドは驚き、ワジは目を丸くし、エリィは安堵の表情で呟いた。
「ヨアヒム討伐と先程仰いましたが……肝心のヨアヒムの居場所はわかっているのですか?」
「ええ。既にリィンさん達もヨアヒムが潜伏している場所に向かっているそうです。」
「つー事は”Z組”の連中との共闘か。」
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