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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第63話
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な表情で呟いた。



「……リウイ陛下。一体何故そのような事になったのか……そしてそのような情報をどこで手に入れたのか詳細な説明をして頂きたいのですが。」

「あ、あの、リウイ陛下。先程”貴族連合軍”と仰いましたが……もしかしてユミル襲撃の件のようにエレボニア皇家や政府の判断ではなく、”貴族派”の独断によるものなのでしょうか……?」

一方アリシア女王は冷静な様子でリウイを見つめて問いかけ、アリシア女王に続くようにクローディア姫は不安そうな表情で問いかけた。

「そちらが疑問に思っている事については現在そちらに向かっているオリヴァルト皇子を含めたエレボニア皇家の者達が説明をする事になっている為、詳しい話はオリヴァルト皇子達に聞くといい。」

「なっ!?」

「ええっ!?オ、オリヴァルト殿下達が王都(グランセル)に向かっているのですか!?」

「…………リウイ陛下。オリヴァルト殿下を含めたエレボニア皇家の方達と仰いましたが……オリヴァルト殿下以外にエレボニア皇家のどなたがグランセルに向かわれているのでしょうか?」

リウイの話にユリア准佐とクローディア姫が驚いている中、一瞬の間呆けた表情をしていたアリシア女王は気を取り直し、真剣な表情で尋ねた。



「オリヴァルト皇子以外にはセドリック皇太子とアルフィン皇女。そしてオリヴァルト皇子達の護衛であるヴィクター・S・アルゼイド子爵と正遊撃士トヴァル・ランドナーが向かっている。」

「ええっ!?オリヴァルト殿下に加えてセドリック殿下とアルフィン殿下までこちらに向かっているのですか……!?」

「しかも遊撃士に加えてアルゼイド子爵と言えばかの”光の剣匠”ではありませんか……!」

「…………それで殿下達はいつごろグランセルに到着―――いえ、一体どのような手段でグランセルに向かわれているのでしょうか?」

予想外の人物達がグランセルに向かっている事に二人が驚いている中、アリシア女王は落ち着いた様子で問いかけた。

「オリヴァルト皇子達はメンフィルが用意した竜騎士達でグランセルに向かっている。先程ロレントの大使館から飛び立ったから恐らく後30分以内にはグランセルの正門に到着するだろう。」

「あ、後30分以内にオリヴァルト殿下達がグランセルに到着するのですか!?」

「そ、それ以前に……どうしてエレボニアと戦争状態に陥るまで国家間の関係が悪化したメンフィルがわざわざオリヴァルト殿下達の為に竜騎士を用意したのでしょうか?」

「――――今はそれよりもエレボニアの件です。色々と伺いたい事はありますが、エレボニア皇家の方達による突然の訪問の対処やエレボニア方面から侵攻して来る貴族連合軍の対処をする必要がある為一端失礼いたします。」

「ああ。もし、
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