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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第60話
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…!?」

「貴方如きが私達の力を推し量れると思ったら大間違いですわ!」

「彼らは”鉄機隊”である我らも破った!貴様のような三下如きが彼らの力量を推し量れると思ったら大間違いだ!」

「貴方のような三下相手にマスターが出るまでもないわ!」

「リィンの言う通り、あんたはあたし達を舐めすぎよ!」

「うふふ、相手の力量も推し量れない所も全く変わっていないわね♪」

傀儡にしている貴族連合の残党の敗北に狼狽しているヨアヒムをデュバリィ、アイネス、エンネア、サラ教官はそれぞれ睨みつけている中、レンは小悪魔な笑みを浮かべた。



「―――勝負はつきました!これ以上の抵抗は無駄です!」

「あんたの野望もここまでだ……―――観念して、この世から去れ、ヨアヒム・ギュンター!!」

「お、おのれ……”至らぬ身”の分際が生意気な……!」

ヴァイスリッターとヴァリマールからそれぞれ聞こえて来たエリゼとリィンの言葉を聞いたヨアヒムは悔しそうな表情をしていたがある事に気付くと凶悪な笑みを浮かべた。

「クク、そう言えば君達は”グノーシス”を投与された兵士達を一人も殺していないね?ならば言葉通り”どちらかが死ぬ”まで続けようじゃないか―――!」

そしてヨアヒムが指を鳴らすと何と今まで気絶していた兵士達が次々と起き上がった!



「ええっ!?さっきまで気絶していた貴族連合の兵士達が……!?」

「馬鹿な!?完全に無力化したはずだぞ!?」

兵士達の復活にエリオットは驚き、ユーシスは信じられない表情で声を上げた。

「……恐らく”グノーシス”による暗示で操っている兵士達に更に強い暗示をかけて”人形”のように操っているのでしょうね。」

「そ、そんな……それじゃあどうやって無力化すれば……」

クロチルダの推測を聞いたエリスは不安そうな表情で呟いたその時

「―――いや、これ以上そなた達が戦う必要はない。」

聞き覚えのある男性の声が聞こえて来た!



「え――――」

自分にとって馴染深い声を聞いたラウラが呆けたその時アリサ達の背後からある人物が跳躍してヨアヒムの目の前に現れ

「―――洸凰剣!!」

「グアアアアアアアアア――――――ッ!?」

周囲の兵士達をも巻き込む凄まじい絶技でヨアヒムごと攻撃し、絶技を受けたヨアヒムは地面に叩きつけられた!

「貴方は………!」

「父上……!一体どうしてこちらに……!?」

ヨアヒム達を攻撃した人物――――アルゼイド子爵を見たリィンは驚き、ラウラは信じられない表情で声を上げた。



「ハハ、俺達も来ているぜ?―――殿下!」

「フッ、合点承知だ!」

「「アークス駆動―――エクスクルセイド!
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